ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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先月末日から連続して五日目。ほとんどお日様の顔を拝んでおりません。
季節はずれの夏日に比べたら、曇り空が続いても涼しい方が嬉しいんですが……そろそろ秋晴れの青い空を見たいところです。
TVCMで知ってしまいました……(>_<)
ディアゴスティーニのもので、「昭和タイムズ」です。
昭和64年分、つまり64冊週刊で発売されるそうです。
昭和元年から順を追っての発売ではなく、歴史的な出来事があった記憶に残りやすい年から、発行されるような感じです。
で、創刊号は昭和39年。
ついつい、我が家にとっては夫婦揃って意味ある年なので、買ってしまいました(^_^;)
見開きのページの左ページ上半分に1月から順次その年のカレンダーがついていて、その日付の枠の中にその日に起こった出来事が記入されています。
他のスペースには、その当時の写真と関連記事や関連事項が書かれているという構成。
読んでいて思わず「ほー?」とか「へー?」とか連発でした(^_^;)
なかなか面白かったのですが、続けて買うかはちと微妙……でも、買っちゃうのかも……(>_<)
ちなみに、続けて買っていくと、「ちゃぶ台」がいただけるそうです(^O^;)
買い物帰り、ふとスーパーの片隅にあったガチャポンに目がいってしまいました。
それが運の尽き(^_^;)
うはあ……めんこい。
ついつい小銭をサイフから出して……ハンドルを回してしまいましたとさ(爆)
手のひらの肉球をぎゅむっと押すと指先からブルーの灯りが照射されました。
でも、障り心地は、指のほうの小さい肉球のほうが気持ちええです(爆)
ぷにぷにしっとりしてて、我が家の次男坊くろんの肉球の感触に似てるかも〜(親ばか)
毛皮の柄別に6種類あるようです。
買いそろえる気はないんだけど……あ、でも、も1個ぐらいハンドル回して、旦那さまにあげようかしら……(^_^;)
(ぢぶんが欲しいんでしょというツッコミはご勘弁)
例年出掛けいる花火競技大会が今週末の土曜日です。また、朝から頑張って席取りして楽しむ予定♪
今の所、週間天気予報で見る限りでは天気が良さそうなので、なにより。
三連休、連日イベントごとがありまして、充実した週末でした。
でも、ついつい遊び倒してしまって日記の更新がおろそかに(^_^;) というわけで、本日まとめて更新しました。
土曜日は毎年恒例の土浦花火競技大会を観に行ってきました。
朝10時過ぎに現地到着。
友人たちと待ち合わせて、12時から開始の自由席争奪戦(^_^;)に臨みます。
今年も無事に、桟敷席の後ろ側に陣取ることが出来ました。20名近く集まるので、ブルーシート二枚分。2名ひと組で隣り合わせで確保。
確保したあとは、荷物を搬入して、確保した場所を後から集まる友人たちに携帯メールで連絡して、あとは宴会モード突入♪
花火開始時間には、全員集合出来てみんなで花火を楽しみました。
我が家にとっては、年に1回の定例イベント。今年も綺麗な花火を楽しむことが出来ました。
天気にも恵まれて風向きも良く、煙がこちらに流れ来ることもなく、快適に観賞出来ました。
印象に残ったのは、スターマインの部門で優勝に輝いた山梨県の(株)マルゴーの「花」。
しだれる花火がストップモーションするのです。昔ながらの赤い花火。それがしだれる途中で止まる。観客席がざわめきました。
見る方に手一杯で、写真に残せなかったのが心残り。でも、あれは現地でライブで味わってこそのものかと。
来年も楽しみです♪
ご近所の桜の木。
買い物に出掛けたときに「あれ?」と……
毎年春先に見事な花を楽しませくれる、川縁の桜の花が咲いておりました(^_^;)
確かに数日涼しい日が続いたあとで、温かい日差しに恵まれたので勘違いしたのでしょうねえ。
花だけでなく、新しい葉っぱも何枚も出ておりました。今年芽吹いた葉っぱは、夏の暑さもあって早々に落ちきってしまっていました。
それなのに、今、若々しい緑の葉っぱが何枚も出ていて、同時に花も咲いているのです。
いつもの春だと、花が咲いてから葉っぱの緑が出てきます。同時に出ているということ自体もおかしなことなんです。
やっぱり、気候がおかしくなっている影響が顕著に現れるものなんですねえ……持ち直して、また来年の春に綺麗な花を見せて貰えることを願います。
土浦花火競技大会を一緒に見た友人たちのうち数名が我が家にお泊まりでした。
翌日の7日、まったりと起きて、まったりと食事をしてから、ご近所探訪に行ってきました。
牛久シャトーカミヤにまず出掛け、資料館を見たり、友人たちは試飲をしたりと。
そのあと、牛久大仏を観に行きました。
我が家は、以前観に行った事があるのですが、その時は大仏の内部には入らず、外から眺めただけで終了。
今回はせっかくだからと、チケットを購入して大仏の内部まで入ってみました。
台座から頭頂部まで、120mの高さがあるそうです。
写真左は、大仏の頭頂部の1/1000の大きさの模型と、遠くに見える大仏の全体像。
真ん中の写真の赤い枠線の中にある3本の線は、スリット状の窓。ここまで、内部を上ることが出来るのです。85mの高さの位置になるそうです。
写真右は、そのスリット状の窓から見た眺め。
まっすぐ伸びている白い道は、門をくぐったあと大仏像に向かって一直線に続いている道です。
3つあるスリット、そのどのスリットから覗き込んでも、同じ風景が見えるという仕掛けになっておりました。
いやあ、とにかく大きかったです。さすが青銅製の立像の世界最大としてギネスブックに登録されているだけありました。
ご近所の奥様仲間3人&お子様1名、でランチしに行ってきました。以前行ったお好み焼きやさんです。
広島焼き、関西焼き、韓国風チヂミ、たこ焼きを二人前注文して、ぺろっといただいちゃいました(^_^;)
え〜、話に夢中になりすぎて、すっかり写真は取り忘れです(^_^;;;)
ここのお店いったん夜の部が始まる前にお店を閉めるのですが、そのぎりぎりの時間まで、2時間半近く居続け(^_^;) 次に喫茶店に移動。
そこでもケーキセット(もちろん写真取り忘れ)を頼みつつ、更に日暮る間近まで2時間近く話に夢中(爆)
ほぼ、午後の時間を会話に費やして帰宅。
いっやあっっ!! 楽しい午後の時間でございました(笑) また、奥様部開催したいと思います。今度はなに食べましょうかねえ……?
■ SAYAKA [>あきし〜 情報ありがとです〜。 それなりに止まった感じが写し出されているけれど…… でも、やっぱライブで見な..]
■ ぴな [お世話になりました。 牛久大仏の手に、奈良の大仏が載っかっちゃう大きさなんですって。びっくり。]
■ SAYAKA [>ぴな え゛〜。そんなに大っきいんだ(^_^;) またお泊まりで来年もぜひ。住んでいるが故に、いつでも行けると思..]
■ ぼっち [花火&奥様部,ありがとでした! 次はねぇ・・・真壁のハンバーグやさんは?ちょっと遠いけど(^^;]
■ SAYAKA [>ぼっち いえいえ、どいたしまして。真壁かあ。ちと、遠いけど行くだけの価値があるのなら。 ハンバーグだったら、美..]
朝からぽつりぽつりと断続的に雨が降っておりました。
それでも、しばらくは降らなさそうな空の明るさになったので、2階の窓を少しだけ開けて、空気の入れ換えをしようと階段を上がりました。
寝室の窓を、少し開けた途端、甘い香りが押し寄せてきました。
これまでよりも、強い甘い香り。
これは……金木犀も咲いたな……と。
思った通り、金木犀(写真左)も銀木犀(写真右)も、満開になっておりました。
空気が通るようにと、とい面どうしの窓を少し開けたら、あっという間に寝室が甘い香りで満たされました。
しばらくのあいだは、この甘い香りに包まれる我が家となります。
安かったときに、買っておいたサワークリームの賞味期限がそろそろだなあと……
という訳で……(^_^;)
久し振りにニューヨークチーズケーキを焼きました。
クリームチーズを500gも使う、どっしりと濃厚なチーズケーキです。
焼き上がりは、まあまあかな。
ちょっといつもより焼成時間をプラスしたら、いい焼き色になりました。
オーブン内である程度の温度になるまで冷ましてから冷蔵庫へ。
明日以降にいただこうと思っております。食べた後の感想は、まだ後日。
今週の平日のあれこれをまとめて更新です。最近このパターン多いなあ……いかんなあ……(-_-;)
ふつうに、お家で晩ご飯と思っていたのですが……
携帯メールで旦那さまからの「帰るよメール」が届きました。
その内容がいつもとちょっと違いましてん。
いつもの降車駅より2つ手前の駅ビルで、帰りがけに買い物をしたいから、迎えがてら晩ご飯は外食しませんか?とのお誘い。
今晩のメインおかずにと思っていたお魚は、1日ぐらいなら先に延ばしても大丈夫だったので、お迎えがてら外食することにしました。
ちょっと出掛けるのが遅くなってしまい、お迎え予定の駅に着いたときには、旦那さまのお買い物は既に終わっておりました。
なので、車に乗り込んだ時点で、さあどこかに食べに行こうということに。
以前から、国道を通るたびに気になっていた洋食屋さんに行くことになりましてん。
お店の名前は、手作り洋食 サルデーレで、国道沿いにあります(写真上段)
当たり♪のお店でした。
私は、手作りハンバーグと和風ハンバーグの組み合わせのハーフ&ハーフハンバーグを(写真中段左)
旦那さまは大エビフライ御膳をたのみました(写真中段右)
どちらのお料理も塩加減が絶妙。
ハンバーグはきちんと肉の味が生かされ、デミグラスソースが優しいけれどしっかりとしたお味。
フライはソースを足さなくても、そのままで食べられる塩加減のうえ、メインの大エビも、エビのむちっとした食感が生きていて、クリームコロッケもとっても美味しかったです。
食後は、有機栽培の豆のコーヒーとデザートをいただきました。
私はコーヒー金時を(写真下段左)。
コーヒーゼリーの上に、まるでクリームあんみつのように、小豆とアイスクリームがのっているんです。
コーヒーゼリーを崩しながら絡めていただいたのですが、コーヒーゼリーの苦味と、アイス、小豆の甘みがいい感じでミックスされて、すっごく美味しかったです。
旦那さまは手作りクレームブリュレを注文しました(写真下段右)
こちらも、表面がパリッパリッで香ばしいのに苦味がなく、その下は優しい甘みで、とろっとろの食感。
お料理もデザートもコーヒーも、非常に満足のいくお味でした。それなのに、お値段はリーズナブル。これは、間違いなくリピートします。
また一軒美味しいお店に巡り会えて、幸せな晩ご飯となりました。
先日焼いておいたニューヨクチーズケーキを食後にいただきました。
もちろん、食べること前提で晩ご飯はふたりとも控えめにいたしました(笑)
旦那さまがコーヒーをきちんと挽いて淹れてくれて一緒にいただきました。
ケーキのお味は、まあまあかなあ。
今回サワークリームを少し多めにしたのですが、味にちょっとムラが出来てしまいました。
混ぜ方が悪かったのか、型への流し込み方が悪かったのか、ちょっと中心部に甘みが多くなっていました。
でも、全体としてのお味の評価は、まあまあの部類だと思います。
ただ、冷やすために型ごと冷蔵庫に入れていたのですが、冷え切ったあたりで型を外すのを怠ったため、ちょっと取り外して崩れが出てしまいました。
反省……(-_-;)
買いたい物と、髪を切りに行きたいとのことで、旦那さまはお出掛けしませんでしてん。
日差しがあって天気が良かったので、まずは先達ての土浦花火競技大会で使ったブルーシートを干して綺麗にしました。
その作業を終えてから、旦那さまは髪を切りに行き小一時間で終了。
戻ってきたその足で、買い物に一緒に出掛けました。
ひとつ目のお買い物は、薄手の上着の購入。
ユニクロでは、思ったようなのが見つからず、なぜかワークマンで、別口の薄っぺらい化繊のジャンパーを購入。
それとは別にカジュアル用品店で、なんとか気に入ったものが見つかり、購入と相成りました。
フードのついた薄手の上着を購入しました。
次ぎに二つ目のお買い物。ギターの弦を買いに2つ隣の駅ビルまで。
お目当ては決まっていたので、あっさり買い物は終わり、ついでに来年のムーンカレンダーを私が購入。何冊か本も買い込みました。
ここで、晩ご飯の時間になっていたので、そのままその駅ビルに入っているお店で晩ご飯となりました。
取手ボックスヒルに入っていた「銀座ポルトファーロキッチン」で、パスタをいただきました。
私がいただいたのは青森ニンニクのパスラ(写真左)、旦那さまは厚切りベーコンのカルボナーラ(写真右)を。
お味はまあふつー。特筆することはないですが、不味くはないです。
まあ、機会があって得に目当てもなければ食べてもいいかなーレベルでした。
先週の週末、10月13日・14日で草津温泉に出掛けてきました。
実は、草津温泉に行くのは初めて(^_^;) あんだけメジャーなのに、行ったことなかったんです。
今回も、運良く温泉宿の宿泊券が当たったので、行くことになった次第。旦那さまとふたりで、ちょっと遅めに出掛けてのんびりしてきました。
出掛ける前に片付けなければならない用事があったので、出発は遅め。
11時に自宅を出ました。
下道で延々6時間。
といっても、途中あちこち道の駅なんか立ち寄ってなんですけどね。
17時過ぎにようやくお宿に到着。
お宿はぬ志勇旅館(写真左)
ここの宿泊券が当選したのです。
湯畑のすぐ目の前です。
変わった旅館の名前ですよね。
なんでも昔塗師(ぬりし)だった勇(ゆう)ちゃんが経営を始めた旅館だから、塗師の勇ちゃんが転じてぬ志勇となったそうです。
夕餉は18時からとのことなので、すぐにいただくことにしました。なかなの品揃え。お腹一杯です(写真右)
得に松茸の土瓶蒸しは嬉しい♪ 秋ならではの一品♪ そして、今年初の松茸でした。
鮎の塩焼きも、美味しかったし豚肉と野菜のしゃぶしゃぶも美味しかったです。
食後すぐに温泉というわけにもいかないので。
腹ごなしを兼ねて、夜の温泉街を散策することにしました。
写真左は、お宿のすぐ横の長〜い階段を上りきったところにある薬師如来を奉ったお寺。
ちゃんとお参りして、帰りがけ、階段からの温泉街の夜警が綺麗でした。
写真右は、夜の湯畑。
露出がたりなくて、湯気もうもうの感じしかわかりませんが、実際にはライトアップされていて、確かに湯気もうもうではあったのですが、風情のある感じでした。
湯畑のすぐ横に、手湯・足湯が設けてあって、ふたりして足湯に浸かってみました。
ほんの10分くらい使っただけで、お肌つべつべ。身体もぽかぽかしてきました。
浴衣姿でみんなそぞろ歩いております。お店もまだまだ元気な感じ。あちらこちらと散歩して、お酒とおつまみを買い込んでお宿に戻りました。
夕べは、散策から帰り、お腹もほどよくこなれていたので、いよいよ温泉へ。
こじんまりとしたお風呂ではあったのですが、時間が21時近くだったので、独占状態。
ひとりでのんびり浸かり、その足で露天風呂にも。
露天風呂は、灯りがなくて更衣室の灯りだけ。
でも、その暗さが逆に気持ちよく、あいにくの曇り空でなければ、星も綺麗だったんだろうなあと。
お風呂からあがったら、旦那さまと差し向かいで酒盛り(^_^;)
買い込んだ3本のお酒を2人で全部開けちゃいました(^_^;)
床についたのは、深夜遅くになってしまいましたが、まだ外からは、呑んで帰ったのであろう人々の声がしておりました。
ずいぶんと遅くまで賑やかな温泉街なんだなあという印象。
しっかりと呑んだのでぐっすりすやすや。
それでも、きちんと朝食に間に合う時間には、お目覚め。
毎度旅行に行くと不思議なのは、朝きちんと起きれることかなあ……(^_^;)
起きてからすぐに、露天風呂に行きました。
ほとんど残ってなかったけど、酒っ気を完全に抜ききる……という目的もあったりして(^_^;)
朝の露天風呂は、夕べの暗闇の露天風呂とはまた違った風情がありました。
じわんと身体が温まってきて、寝ぼけた頭もすっきり。
露天風呂から上がってきてから朝ご飯。
朝ご飯は、ほどほどの量で、ありがたかったです(写真上段)
お料理の中央にあるのは、ここらへんの特産品で、幅広のサヤインゲンです。
あとで町歩きをして、知った次第。
食べているときも、なんだかでっかいサヤインゲンだなあとは思っていたのですが(^_^;)
(私は食前に入ったけど、旦那さまは入っていなかったので)
お風呂を上がって身支度を整えたら、そろそろチェックアウトの時間となっていました。
チェックアウトを終えて駐車場へ。お宿の許可を得て、しばらくの温泉街散策のあいだは、引き続き駐車させてもらえることになりました。
草津温泉街って、歩いて散策するのには最適な作りになっているんですねえ……
で、駐車場で見かけたのが、このマーク(写真中段)
草津温泉のキャラのようです。(旦那さまの命名は「ゆもみたん」(^_^;)
(正式には「ゆもみちゃん」)
まずは湯畑へ(写真下段)
昼の湯畑も、なかなかの感じ。傍らでは湯ノ花を売っておりました。
おみやげを買うのはあとまわしにして、温泉街とその周辺の散策をすることにしました。
で、最初はどこに行ったかというと。まずは、なんといっても「湯揉みショー」でしょうと。昨日の内に上演時間をチェックしておりました。
10時半からの開演を見ることにして、チケットを購入して、10分ぐらい並びました。でも、そのおかげで最前列の席に座れました。
時間湯という言葉を初めて知りました。
草津の源泉は、熱いものだと90度にもなるそうで。水を入れて温度を下げると効能も下がるので、湯揉みという形が出来上がったそうです。
湯長(ゆちょう)というひとの号令にしたがって、湯揉みをして温度を下げます。この湯揉みは入浴前の準備運動も兼ねているそうです。
で、適温になったところで、湯長の号令でいっせいに全員で温泉に入り一定時間であがるそうです。
よく、旅行番組などで放映される湯揉みの光景は、長い板を左右に振って揉む姿。
そんな作業で、そんなに簡単に湯の温度が下がるのか実は疑問に思っていたのですが、2回目の実演でその答えを得られました。
板を左右に振るだけでなく、その板を湯にしぶきがあがるような勢いで打ちつけたりもするのです。
これなら確かに湯温は下がるなあと、納得しちゃいました。
湯揉みのときに唄われる有名な歌も、湯揉み作業の音頭取りで、掛け合い方式になっている歌なんだと知りました。
観客の実演参加コーナーもあって、旦那さまとふたりで、しっかり参加。
写真の一番右が、参加しました記念のタオルと、認定証です。
認定証には、枠が5つ切ってあって、5回参加すると、特別な記念品がいただけるようです(笑)
「熱の湯」での湯揉み体験を終えてから、「西の河原(さいのかわら)公園」へ。
温泉街を抜けて、徒歩で15分ぐらいでしょうか。
公園内のあちらこちらから、源泉がわき出しておりました。
西(にし)の河原と書いて「さいのかわら」と読ませていますが、本来は三途の川にある賽の河原なんでしょうね。
あちらこちらに石が積んでありましたし、荒涼とした感じでもありますしねえ。
でも、観光客のみなさまが賑やかに散策しているので、実際には荒涼感は無いんですけどね。
てくてくとてっぺんまで階段を上り、ぐるりと公園内を一周してきました。
公園内には、相当大きな露天風呂がありました。入りはしなかったのですが、散策中に道すがら男風呂の様子が小さい川を挟んで、かいま見ることができました(^_^;)
西の河原公園をあとにして、温泉街にもどっておみやげを買いつつ、共同浴場の外湯にも入ってきました。
草津温泉、いいです♪ また来たいね〜来ようね〜というのが、旦那さまと私の共有の感想です。
写真上段左は、行きの道の駅「しもつま」で食べた梨のソフトクリーム。
薄い緑色で、梨の味がちゃんとしました。
それも、洋梨のだる甘い感じではなくて、国産梨の甘み。
なかなか美味しかったです。
写真上段真ん中と右は、草津土産の温泉饅頭。
草津で温泉まんじゅうといったら、ここでしょう! ってな具合有名な「ちちや」の温泉饅頭です。栗餡も入った白いおまんじゅうと合わせての温泉セットを買ってきました。
写真中段のものは、自分へのおみやげ。
草津の温泉街にある猫グッズのおみやげやさん。
「山形屋土産店 まねきや本舗 猫屋〜ねこや〜」で購入。
お店オリジナルの手書きの招き猫土鈴としおりです。
お店の中に、生後3ヶ月の黒猫の女の子の仔猫がいて、可愛らしく遊んでいました。
その姿にもつい釣られてお店へ足を踏み込んでしまいました(笑)
ちょっとだけ遊ばせてもらって、猫不足感が少しだけ埋まりました(爆)
写真下段左は、街中の露天で売っていた天然のきのこ。
天然のナメコとヒラタケ、舞茸もはいっています。
帰宅した14日の夜に、鍋でしたてていただきました。
さすが天然物。香りも食感も違います。いいおだしも出て、美味しくいただきました。
写真下段右は、息子たちへのおみやげ。
西の河原公園への道すがら、山野草の鉢植えを扱っているお店にありました。
天然物のまたたびで、【猫ちゃんへのおみやげに】との誘い文句に、しっかりと便乗しました(^_^;)
他にも、食材やお酒など何点かあるのですが、それはおいおい楽しんだときに書いていきたいと思っています。
先週末出掛けた草津温泉で購入してきました。
温泉地って、定番的にお漬け物屋さんがありますよね。
ついつい地元ならではの珍しいお漬け物とかないかなあって覗いてしまいます。
それに、酒の肴にちょうどいいんですな、これが。
お宿の夕ご飯でお腹はいっぱいなので、お漬け物がちょうどいい感じなんです。
到着したその日の晩、お酒を買い込んだあとで、肴を探して、行った湯畑に面したお店で買いました。
もっとも、酒の肴としては、量が多すぎたので、到着した晩には買わず、翌日おみやげ用として改めて買いました。
左がらっきょう。試食してみて美味しかったので。
右が、なんとタマネギのたまり漬け。
珍しい〜と思い、試食をさせて貰って満足の味だったので購入しました。
らっきょうは、まだ開封していないのですが、タマネギは食卓に上らせております。
木曜日に所用で、上野まで出掛けました。
用事を済ませて15時近く。
せっかくだからと、久し振りに古賀音庵で、おいしいお団子を買って帰ろうと寄りました。
定番の胡麻餡のお団子を買おうと最初は思っていたのですが、季節限定の栗あんのお団子があったので、そちらを購入。
ついで、栗きんとんに目がいってしまい、こちらも購入。
最後に、少し日持ちする和菓子をと思い、餅どらを買いました。
その日の内にお団子と栗きんとんをいただき、本日餅どらをいただきました。
栗あんはほのかに甘く、栗きんとんは栗の味が生きる甘さで絶妙♪
栗きんとん、あちらこちらのお店のを食べたのですが、ここのが一番私は美味しいと思いました。
餅どらは、皮に餅粉を練り込んであって、しっとりもちもちとした感触の皮に仕上がっているんです。どれもみんな美味しかったです♪
せっかく、上野に来たのだから、やっぱり「うさぎや」でも和菓子を買って帰らなければっ!!と。
てこてこと歩いて、うさぎやにも立ち寄りました。
店内は、おばちゃんおじちゃんだけでなく、サラリーマン姿のひとも結構いてにぎわっておりました。
おみやげやお使いものなのかなあと。
わりと、まとめてたくさんの量を買っている人が多かったです。
そんな中、我が家向けはこじんまり(^_^;)
まあ、夫婦ふたりですから、そんな大量に買う必要もなく、買っても美味しい期間に食べ切れませんからね。
ということで、うさぎ饅頭とどら焼きをそれぞれ2個、買いました。
これは、昨日いただきました。
どちらの餡もほどよい甘さで、うさぎ饅頭が皮がしっとりとして少しもちもちっとしてて、好きな食感。
どら焼きも餡がほどよい甘さで、しっとりしていてふわんとした皮とマッチしております。
どちらも美味しくいただけました。もう少し買ってきてもよかったかも……(^_^;)
夕べの晩ご飯です。
お酒を晩に呑もうかという話になりまして。
我が家では晩酌の習慣はないので、たまに呑もうなると、その時々で酒の肴をあつらえることにしています。
で、夕べは、旦那さまのリクエストでおでんにしようということになりましてん。
日が暮れるとだいぶん冷え込むようになってきたので、もってこいですよね。
我が家にはおでん鍋なんて、気の利いたものはないので、土鍋でおでんとなります。
具材はいろいろ。
大根とこんにゃくとしらたきだけは、先に圧力鍋で煮て、味を染み込ませました。
買ってきた一升瓶の純米酒をふたりでしっかりと空けきって、楽しい夕餉となりました。
(一升瓶をふたりで、空けてしまうのはいつものことなので、翌日得に二日酔いとかにはなってません(爆)
雲ひとつない青空。まさしく天高い秋の空。
その陽気の良さに誘われて、旦那さまとふたり、ご近所探訪に出掛けてきました。
まず向かったのは大久保利通商店。
つい最近、愛車のメーカーから送られてくる小冊子がここらへんをドライブしようという特集になってまして、そこで紹介されていたお店なんです。
わりと、このお店の近くまで用事で出掛けているにもかかわらず、まるっきり気が付いておりませんでした(^_^;)
いざ、お目当てにして出掛けると、あっさりと道沿いに見つかりました。
お店は、こじんまり。とってもあっさりとした作りで、いかにも家族で製造販売しています〜ってな風情でした。
購入したのは、草もちとかき餅と大福。
草もちもかき餅も、色々サイズがあって、我が家は一番小さいサイズ(個数)のものを選び、大福は2個購入。
大福は道々食べちゃったのですが、ちょっとあんこが甘すぎました。残念。
帰宅してから、草もちをいただいたのですが、たぶん同じあんこを使っているはずなのに、草もちにはとてもよく合いました。
草もちの風味とあんこの甘さ、それにきな粉を付けて食べたのですが、すっごく美味しかったです。
ちょっと大福はこの先も買うことは無いと思うのですが、草もちはまた買ってみようと思えるお味。
かき餅は、おいおい焼いたり揚げたりして、いただこうと思っています。
ちなみに、大久保利通商店とありますが、大久保利通とはなんの所縁(ゆかり)もないそうです(^_^;)
どちらかというと、間宮林蔵生誕の地を押しておりました(^_^;)
さて、お店を出て、そのお店からも近い歴史公園ワープステーション江戸へと向かいました。
こちらに引っ越してきた当時、なのでもう5年以上前に、一度行ったことがあります。
その当時は、なんだかコンセプトがゆるくて、地場の特産品やおみやげばかりを園内で売っていたり、駐車場が有料で入場料も今よりも¥1000−も高く……と、あまり良い印象はなかったんです。
江戸の町並みの再現は、なかなか面白かったのですが……
でも、しばらくして、やはり赤字になり方向転換をしたらしいのです。
ロケ撮影に力を入れて、町並みもだいぶん変わっておりました。
写真は左から、ワープステーション江戸入り口。
前は別にチケット売り場と入り口があったのですが、そちらは閉鎖されて、こじんまりとした写真の方になっていました。
真ん中は、ロケーション用スペースで、街道筋。
NHKの時代劇では、よく目にする場所でもあります。
写真右は、江戸城の大手門。
こちらも、よく時代劇で見かける馴染みの風景。
たまたまなのですが、今晩夜の撮影があるそうなんです。
なので、あちらこちらで撮影スタッフの方が準備に追われておりました。
どうやら「次郎長」の物語だそうで……
冬の風景を撮る予定のようで、あちらこちらで雪景色が施されておりました。
写真上段の左と真ん中は、雪化粧を施される町並みの風景。
使っているのは大粒の塩。
このあと、二階の屋根まで施すようでクレーン車がスタンバイしておりました。
下段の写真のように、日本橋も雪化粧。
欄干と、欄干に近い橋のきわまでしか雪化粧されていません。
まだ園内をお客さんが歩き回ってますからねえ。
実際私たちも、その日本橋を渡ってきたわけで。
撮影間近には、まだちょっとだけしか雪化粧されていないその先の大店の屋根も、橋の上も万遍なく雪化粧されるのではないでしょうか?
上段右の写真は、江戸の町屋の屋根の上にセッティングされたライトとレフ板。
ちょっとある意味シュールな風景。
でも、このあともっといっぱいシュールな光景を目にすることになったのでした。
園内を一回り巡って、入り口近くに戻ってきたら……
今晩出演予定のエキストラのみなさまが、衣装を付け終えて外で談笑されておりました。
たぶん、このエキストラの方々は地元の人たち。エキストラ要員として登録している人たちだと思います。
実は、私も登録しているのですが、さっぱりお声が掛かりません(笑)
なんでも、女性は余っているそうで、男性が少なく、男性の登録を待ち望んでいるそうです。
(旦那さまをそそのかしたんですけどね〜6尺ある大男の用心棒なんて向いていると思うのだけど(笑)
さて、ここでのシュールな風景。
次郎長側と思える渡世人の人たちと、取り方に回るであろう役人の人たちが談笑しているのも、なかなかシュールですが(笑)
皆様の足もとに注目っ!!
手っ甲脚絆の出で立ちで、足もとはスニーカーだったりサンダルだったり(笑)
そういえば、長屋界隈には、行ってなかったなあと。
ということで、長屋の町並みに足を伸ばしたのですが……
ここでもなかなかのシュールな風景。
長屋のせまい入り口。
覗いてみたら……
薄暗い中に浮かぶ白いもの。
なぜかスリッパが数組置いてありました。
う〜む。長屋のひとびとも、なかなかハイカラな室内履きを履くんですなあ〜(^_^;)
前回訪れたときは、ここは地元の物産とおみやげが並ぶお店でした。
今回行ってみたら、芝居小屋に変わっておりました。
中をちらっと覗いてみたのですが、おみやげやはないみたい。
やはり、かなりの町中の構成が変わったようでした。
ノボリガ何本も立って、役者絵も飾られています。
看板を読んだら、女芝居のようです。
実際の放映ではどんなふうに使われているのかなあ……
いつごろ放映されるものなのか、TVドラマなのかはたまた映画なのか。
全然情報は仕入れられなかったのですが、今のクランクインで来年の公開というのは、小耳に挟んだので、来年頭からいろいろマメにチェックしておこうと思います。
明日からも3日間、撮影があるそうです。
園内のあちこちに「NHKあんみつ姫」と書かれたダンボールが置かれておりました(^_^;)
入場料が、ワンコイン、500円玉でおつりが来るようになったし、ご近所でもあるので、これからは時々覗きに来ようと思います。
ワープステーション江戸に向かう道すがら。
何やら渋いお寺が目に付きました。
楼門もあるし本堂も大きいし、三重の塔まであるっ!
そこまでは車の中から目視で確認が出来ました。
ワープステーション江戸を出て、まだ日が高かったので、せっかくだから寄ってみようかという話になり、見かけたお寺に向かいました。
正式名称は清安山願成寺不動院で、真言宗のお寺さんのようです。
板橋不動尊、板橋のお不動さんが地元の呼び名のようです。
あとで調べたら茨城百景に選ばれていて、県の指定文化財でもあるようです。
本堂(写真左)の前に鎮座しているのは、狛犬かなと思ったら、白い犬。おまけに左の犬には仔犬も一緒にいます。
どちらも口をとじているので、阿吽(あうん)というわけでもなさそう。
変わってるなあと思って振り向くと楼門には白いお狐さまが……と、思ったらこちらも白犬でした。
そこに縁起が書いてありまして、地元の女衆が難産で苦しみ、亡くなる方も多数いたそうで。
その村の名主さんの夢に、ある日白い犬が現れます。
白犬は、お不動さんのお使いだったそうで、祈願すれば産みの苦しみを和らげてあげようとのお告げ。
というわけで、このお不動さんでは、白い犬を奉っているそうなんです。
秋空に誘われたご近所探訪。なかなか収穫がありました♪
他にも行ってみたいご近所はいろいろあるので、またぼちぼちと出掛けたいと思います。
乾燥質で広がりやすく、うねりも出やすい私の髪の毛。
ここ1年のシャンプー・リンスの迷走按配は……
アジエンス→ピュエル→TUBAKI→いち髪→TUBAKI→セグレタ→アジエンス……
と、大迷走。
で、少し前に当たった試供品、このP&Gのh&sを試してみました。
シャンプーは、乳液嬢で色は白色。とろっとしていて、全体としての泡立ちのボリュームは少ないのですが、きめ細かい泡が出来上がります。
香りは、フローラル系ですが、優しい香りで微香。
コンディショナーは、クリーム状で白色。手に取った時は、固まり感があるのですが、予想以上に伸びがよくて、少量でも髪全体に早く馴染みます。こちらも香りはやさしい微香性。
昨日で使用は3回目。そろそろ試供品の残りが少なくなりました。
で、しばらく使ってみようかと。
実感出来た効果は
1.髪の毛の指通り、くし通りがとてもよくなった。
2.まとまり感があって、さらさらなのに、しっとりした感じ。
3.暑かった時期、ちょっと汗をかくと、数時間後に頭皮にかゆみが出たことがあったのだけれど、ここ数日汗のかきあんばいは違うとはいえ、汗をかいてもかゆみが出ることがなかった。
結構髪の調子がいい感じ。迷走をストップ出来そうな気が……ということで、ポンプタイプを購入してきました。
最近の我が家のヒット菓子です。ごんぼうせんべい。
最初に食べたのは、先達ての草津温泉行きで。途中の道の駅で購入して食べました。
旦那さまはそれよりも早く、9月の慰安旅行で秋保温泉で購入して食べて、美味しかったので私に食べさせたいと思っていたそうなのです。
その時買って帰ろうかと思ったそうなのですが、販売元をみたら、なんと地元。
なので、こちらでも買えるだろうということで、買わなかったそうなんです。
袋を空けたとたん、ふわわ〜んと、ごぼうの香りが広がります。
揚げせんでして、さくっとした食感とごぼうの香りが口の中にも広がります。
止められない止まらない状態になっちゃいます(^_^;)
調べてみたらあちらこちらで話題になっておりまして、結構観光地ならどこでも購入出来るようです(実際草津にもありました)
一度食べてみること、お薦めします♪
今回のは、昨日の歴史公園 ワープステーション江戸で、見つけたもので即買いでした。
にんべんの鰹だし
お手軽に使うとき用に、購入しております。
で、夏頃……だったかなあ、応募券が箱についておりまして、あまり意識せずに、応募しておいたんです。
すっかり忘れていたのですが、当選したようで、日本手ぬぐいが届きました♪
お馴染みの波模様に、カツオが踊っております(笑)
見ようによっては、渋くも……見え……(^_^;)
裏には、半纏にしたてる、手ぬぐいの折り方が付いておりました。
なんでも、職人の手による本染めだそうです。
お洗濯するときには色落ちすることも、との注意書きがありました。
さて、何に使うという予定もないので、しばらくはお蔵入りかな。
裏書きにあるように、半纏に折って、どこぞに飾ってみるのも酔狂でいいかも(^_^;)
今日は旧暦の9月13日。「十三夜」です。
夜空を見上げたら、綺麗な月が煌々と光っておりました。
先月の十五夜に続き十三夜も、ちゃんとお月様を見ることができました。
片見月にならずに済みました。
秋の夜空に浮かぶ月は、冬ほどではありませんが、空気が乾燥していることもあって、冴え冴えとした輝きをみせております。
明日は二十四節季のうちのひとつ霜降(そうこう)です。
夜の天気予報によると、ずいぶんと冷え込んで、まさしく初霜が降りるところもあるとのことでした。
季節が着実に進んでいますねえ。ほんのひと月前には残暑で暑い暑いと言っていたのにね。
来月には立冬。冬はもうすぐそこです♪
十五夜は、別名「芋名月」。
そして、十三夜は別名「栗名月」「豆名月」と呼ばれております。
先月の十五夜には、芋名月にちなんで里芋の煮っ転がしを作りました。
本日は「栗名月」にちなんで、ちょうど旦那さまも自宅でお仕事だったので、栗を使ったケーキ第3弾としてモンブランを作り、おやつ時にいただきました。
作ってあった渋皮煮を裏ごしして煮汁とラム酒で伸ばしてペーストにし、生クリームと混ぜて絞りました。
てっぺんに乗っているのは、渋皮煮の栗です。
旦那さまが、コーヒーを淹れてくれたので、一緒にいただきました。
土台のスポンジは、2つ残っているので、そちらもモンブランにデコレーションしてあるので、明日いただく予定でおります。
今年も、黒大豆の畑のオーナー制度に登録しました。
先週の土曜日に催された「引き渡し式」には、ちょっと参加出来なかったので、本日事務所に出向き、引き渡しをしてもらいました。
昨年は、市町村合併の影響で、主催が町役場からJAに移り、その影響でオーナー制度の内容が変わり、枝豆収穫だけしか出来なくなってしまっておりました。
でも、今年はたぶん要望が多かったのでしょう。ちゃんと完熟豆まで収穫出来る制度に変更になりました。
(かくいう私も、完熟豆までの収穫をと要望を出したひとりです)
というわけで、昨年はひと畝だけだったのですが、今年は二畝のオーナーに(写真真ん中赤い矢印の2つ)。
枝豆も完熟豆も、両方楽しもうという腹づもりでおります。
すぐに収穫して楽しめる枝豆が、みっちりと実っておりました(写真右)
しばらくは、枝豆として楽しんで、あとは、しっかり完熟するまで待ってから12月初旬に黒豆を収穫する予定でおります。
自然薯や山芋の地上のツルに出来る、小さなお芋のことです。
指先ぐらいの大きさがふつうです。
大昔だったら、ご近所の里山に分け入って、自力で取ってきたものでした。
でも、大昔の場所は、とっくにわかならなくなって、最近はもっぱら購入しております。
今回のは、先達ての草津温泉で買ってきた物です。
小さなおいもですが、しっかり山芋の味わいがするんです。
蒸かしてお塩をぱらり……お酒のおつまみにも最適な美味しさ。
でも、今回はむかごご飯にして、いただきました。塩と醤油を軽く入れて、出汁昆布も一枚投入して炊飯器で炊きあげました。
お芋がむっちりとした味わいで美味しかったです♪
ひょんなことから、出雲地方に二泊三日で旅行に出掛けることに。
ひょんなこととは、ネットで応募した懸賞に当選しちゃったからです。
宍道湖温泉のペア宿泊券(一泊二食付き)と、ペア往復飛行機代相当額のJTBの旅行券。この2つが当たったのです♪
しかし……一泊二日で島根県までの往復は旅程としてはきついし、他にも見たいところがある……
というわけで、ホテル一泊朝食付き往復チケットを買い求め、二泊三日で出雲地方を中心とした島根県巡りをしてきました。
お天気は上々。羽田空港から、白雪を着た富士山が見えました(写真左)
朝一番の便は、満席で取れなかったので、第二便。お昼少し前の出発なので、空弁(写真右)を買い込んで搭乗しました。
無事に出雲空港に到着。
レンタカーを予約してあります(調べたら公共機関での移動は本数が少なく無理があったので……)
手続きを終え、いよいよ出雲大社へ向かってナビ様に案内してもらって、出発です。
道すがら、一番最初に目に付いたのは、民家の屋根。
それはそれは見事な光沢の瓦屋根が立ち並ぶんです。
独特の光沢で、決して関東地方では見ることのない瓦。
屋根の作りも、端っこに向かって少し反りが入っているんです(写真①)
そして、関東なら、トタンとかスレートとかで済ませてしまう、窓の上の庇。ここにまで瓦が葺いてあるんです(写真②)
帰宅してから調べたら、どうやらあの有名な石州瓦の産地だったんだと(^_^;)
リンクしてあるページでは、日本海側は「赤系の瓦が多い」とのことでしたが、出雲に向かう道すがらは、どちらかというと「黒系が多く」、赤系が少ないように思えました。
でも、関東だったら見られる青とか黄色とか、そんな色彩は瓦屋根ではひとつも発見出来ず。趣のある重厚な瓦屋根が続いておりました。
自分で家を建てることになったら、「いいなあ〜石州瓦って♪」と思った次第。
そうそう、しゃちほこや鬼瓦をかかげている家も多かったです。
次ぎに道すがら、なんじゃ?と思ったのは右の写真の建物。
もんのすごく大きくて、遠目からも目立っていました。
道路案内板によると出雲ドームという全天候型のスポーツ施設のようでした。
あまり背の高い建物が少ない中で、どーーんと、目に付くようになってます(^_^;)
(帰宅して調べてスポーツ施設ってわかったのですが、実は「温泉施設」なんて案内を見かけたりもしていて、あのドームの中が全部温泉なの〜? というとんでもない勘違いをしておりました)
車で約30分強ぐらいで、出雲空港から出雲大社に到着しました。
日曜日のわりには、それほど待つこともなく、出雲大社の駐車場に車を停めることが出来ました。
時刻は13時を回っていましたが、まずは大社町を散策することに。
出雲大社のすぐ近くにある観光協会で、簡単な地図を貰ってぶらぶらしました。
写真上段は、一畑(いちばた)電鉄の「出雲大社前駅」です。
上段左が外観で、なんともいえないレトロな感じ。
中央の屋根部にはめ込んである色ガラスから陽が差し込んで、綺麗でした。丸みを帯びたフォルムもなんかあったかい感じ。
上段右の写真は、駅舎の内部です。
今は違うようですが、どうやら以前は、ここ、四角い飾りのある場所で切符を販売していたようです。
下段左の写真は、老舗の旅館。
今ひとつ、伝わらないかもしれませんが、傍で見ると年月を感じさせる重厚感があります。
機会があったら、泊まってみたいなあと思えました。
写真下段右は、食べながら歩いた名物「俵まんぢう」。
単品で買えたので、2つ買って食べ歩きです。
中は白あんでほどよく甘く、皮はふわんとした厚みのある生地。
素朴な味わいですが、美味しかったです。
まんじゅうぢゃなくて、「ぢう」というあたりがいいですよね(笑)
出雲大社の鳥居のすぐ手前にある資料館。
発掘された御柱や出雲國造千家家に伝わる「金輪御造営差図(きんわごぞうえいさしず)」という古代神殿の図面をもとに、再現された模型が飾られています。
写真左が一番古い古代御本殿復元模型。
他に鎌倉期のものと、現在の瑞垣内全景と御本殿のみのと、合わせて4つの模型が展示されておりました。
古代御本殿は、無垢の木のままですが、鎌倉期のものは彩色されていて、館内にいた解説の方のお話しによると、鎌倉期の彩色模型が古代御本殿模型の実際の色合いと同じなのだそうです。
写真右は、出雲大社内から発掘された御柱の復元模型。
1本あたり1m、あるいはそれ以上の直径の柱三本を鉄の輪でまとめて1本となして柱として建造されていたそうです。その3本ひと組の柱がそのままの形で、発掘されたそうです。模型通りに朱に塗られていたそうで、その顔料も発掘されたそうです。
この展示会の名前「雲太(うんた)」の由来は、源為憲著「口遊(くちずさみ)」(天禄元年(970))に、当時の建物の大きさのベスト3について、「雲太・和二・京三」と記されていたそうです。
雲太:出雲大社が一番(16丈)
和二:次が大和の東大寺大仏殿(15丈)
京三:三番目が平安京の大極殿
だそうで、そこから引用されての名前だそうです。
で、地元キャラとして「雲太(うんた)くん」というのもいて色々なグッズになってました(笑)
ぐるっと町中を巡って、いよいよ出雲大社です。御際神は大国主命(だいこくさま)で、縁結びの神様です。
でも、縁結びと言っても男女間のことだけではなく、社会全体が楽しく幸福であるよう、お互いの生成のための繋がりを結ぶという大きな意味での縁結びなのだそうです。
写真上段左:参道入り口の鳥居と出雲大社の銘の石柱。
写真上段真ん中は、拝殿近くにる大国主命の玉受けの様子を表した像。天照大神から玉を授かるところで、とい面に波頭に乗った玉の像があります。
思っていたよりも、大国主命さまが若かったです(^_^;)
写真上段右が、拝殿。
ここの大しめ縄、増したからお金を放り上げて見事しめ縄に刺さったら、願いがかなうという謂われあるそうです。
ええ、もちろんやりましたよ〜。でも、私は刺さらず、旦那さまは一発で刺さり……まあ、私は願い事なかったんでええんですけどね(^_^;)
ここの拝殿の拝礼の仕方が通常と違っておりまして、出雲大社での拝礼は「二礼・四拍手・一礼」なのだそうです。
もちろん、この作法にのっとって、拝礼させていただきました。
この拝殿の後ろに、ようやく御本殿があるんです。
写真中段左は、楼門から覗いた御本殿。すでに、ここは神域。
楼門までは行けるのですが、その先には入れないようになっています。
写真中段右は、瑞垣(ずいがき)つまり塀囲い沿いに添って裏手に回って、木々のあいだから見える御本殿の裏手です。
塀添いに、道があるのですが、まわりは林になっています。
どれもこれも年月を経た立派なものばかりで、またそれぞれにきちんと木々の名札が付けられておりました。
天気が良かったので、木陰がとても気持ちよかったです。
高い木が多く、暗い感じはあるのですが、流石に出雲大社、うっそうとした感じはなく、空気がとても清浄でした。
写真下段左は、御本殿の真後ろにある素戔嗚尊と御際神にいただく素戔社。
御神系図(神様の系譜図)によると、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)のお子様が、天照大神(あまてらすおおみかみ)・月読尊(つくよみのみこと)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の御三紙で、素戔嗚尊の下に大国主命がいらっしゃいます。
天照大神の第二子天穂日尊(あめのほひのみこと)が大国主命のもとに遣わされ、末永く大国主命に仕え守ることになって、この天穂日尊の御子孫が現在の出雲大社の宮司さんなのだそうです。
最初、なぜここに素戔嗚尊の社があるのか疑問に思ったのですが、大国主命が直系であるならばと納得した次第。
写真下段右は、「彰古館(しょうこかん)」で、宝物を見られる資料館になっています。
現暦では10月、神無月、(出雲では10月は神在月(かみありづき)に訪れましたが、実際の神事は陰暦に添って執り行われています。
なので、神在月に際しての神迎祭は、陰暦の10月10日、現暦だと11月19日に執り行われます。
そのあと、陰暦10月11日(現暦11月20日)より7日間、神在祭が執り行われるそうです。
つまり、現暦11月19日〜26日までは、日本の各地で神様不在の期間となるわけです。
この期間にお祈りお願いしても、神様は出払っていてるんですね。
町中では現暦で「神在月の出雲へようこそ」みたいなノボリガ立っておりましたが、フライングですね(笑)
出雲大社をひと通り巡ってから、ようやくお昼ご飯。
当然の事ながら、出雲蕎麦をいただくことにしました。
出雲大社の駐車場のすぐ近くにあるお蕎麦屋さん「八雲」(写真右)に入りました。
なんでも皇室のかたも訪れたことのあるお蕎麦屋さんだそうです。
私がたのんだのは「釜揚げ蕎麦」(写真左)
いわゆるかけそばなんですが、湯切りだけで水にさらすことなく盛られていて、そば湯でおつゆを伸ばしているようです。
旦那さまが食べたのが有名な「割り子(わりご)蕎麦(五段重ね)」(写真真ん中)
蕎麦ちょこはなくて、直接この器に蕎麦つゆをかけていただきます。
どちらの蕎麦つゆも、関東のものと比べると出汁の違いも合ってか甘めです。
私はわりと気に入ったのですが、旦那さまは甘い蕎麦つゆに今ひとつなじめないようでした。
出雲蕎麦を食べ終えて、ちょちょっとおみやげを購入してから、今晩のお宿がある松江市まで移動です。
お宿は飛行機チケットとセットのもので松江駅近くの松江東急イン(朝食付き)です。
宍道湖を進行方向右手に眺めながらの移動となりました。
途中に道の駅があったので立ち寄りました。
秋鹿(あいか)なぎさ公園というところ。
実はこちらの道の駅の感覚でおみやげ目当てだったのですが、そういうものはいっさいなし。
でも、写真のような宍道湖のよい眺めを波打ち際で楽しむことが出来ました。
砂浜を歩いてちょっとひと息。気分転換出来たところで、再出発。
右の電車の写真は、私としては奇跡の一枚っ!
道路沿いに単線の一畑電鉄が走っているのですが、偶然走っている旧型電車と遭遇。
車の中から撮った一枚です。
この電車、出雲大社前駅の駅舎内に止まっていたものと、同じ型の電車。
どうせなら走っているところを撮れたらいいのになあと思って、その場では撮らずにいた電車なんです。
で・も、私はシャッターチャンスを逃すのだけは天下一品(自慢になりませんが)
旦那さまから常に、シャッターチャンスに弱いっと言われております(-_-;)
そんな私が、車内からすれ違う際に撮れた奇跡の一枚なわけです。
(旦那さまは絶対撮り逃したと思っていたそうです(^_^;)
途中、宍道湖温泉駅の駅舎近くの足湯に浸かったりもしながら、18時近くに、松江東急インに到着しました。
晩ご飯は付いてないので、外に食べに出ることになります。
どうせなら、郷土料理が食べたいなあと思い、旅行出発前にチェックしたのですが……どこもかしこも日曜日は休業日(T T)
というわけで、ホテルのフロントで紹介して貰ったお店に行くことにしました。
出掛けたのは、ホテルの裏手、歩いて5分も掛からない宍道湖畔に面したお店で旬門(しゅんもん)というところです。
和風居酒屋とのことですが、メニューの海鮮ものに馴染みのないものがいっぱいでした。店員さんに聞きながら、色々注文。
・写真上段左:「献上豆腐」
松江のお殿様に献上されていたものの再現だとか。
胡麻豆腐の食感に似た、とろっとしてもちっとしたお豆腐でした。美味っ♪
・写真上段真ん中:「ウチワハギのお造り」
ウチワハギ……馴染みのないお魚です。ふつうのカワハギなら、よく食べますが……
大葉の上に、このウチワハギの肝がのっています。これを醤油で溶いて、お造りの白身をつけていただくという趣向。
これがですねえ〜〜〜っ!! もう絶品っ!! 機会がありましたら、ぜひお試し下さいませ。
・写真上段右:「サバのへしこのおろし和え」
へしこ……能登の方の名物のようですねえ。食べたことがなかったのですが、すっごく美味しい。
ぬか漬けらしいのですが、全然臭みがなくて、魚の甘さが引き出されています。
島根県とお隣の鳥取県、そこの地酒(日本酒)とともにいただきました。
8種類ぐらい並んでたのですが、ふたりで、全種類、お互い取り替えっこしながら、いただいちゃいました(笑)
そして……つねづね美味しい美味しいと聞いていたお魚ノドグロ。食べてみたいと思っていた願いが叶いました(大袈裟)
境港であがった朝取りのノドグロ2尾をお好みの三種類の調理方法でどうぞというお品書きが。
悩んだあげく、「焼き」と「煮つけ」で頼みました。
で、うわさ通り、これがすっごく美味しいお魚でした。淡泊な白身なのですが、味わいがあって甘さがあって、ぷりっぷり。
もっと食べたいーーっということで、再度注文(^_^;) 今度は「揚げ」と再度の「焼き」の調理法でお願いしました。
写真中段は、ノドグロ。左から「煮つけ」「焼き」「揚げ」の三種類です。
一番の好みはやっぱり「焼き」。次が「揚げ」最後に「煮つけ」。
焼きが一番ノドグロ本来の味わいを惹きだしているように感じました。揚げは香ばしく骨煎餅も美味しくいただけました。
ただ煮付けは、やはりここらへんの味付け。少し甘みが多い出汁で仕上げてあるので、他の調理法と比べると甘さが多すぎる気がしました。
〆でいただいたのが、宍道湖でとれたシジミの味噌汁(写真下段左)
決して大粒ではないのですが、実がとってもふっくらしていて、味が深いです。
そして、「奥戸釜」という釜で炊いたご飯もいただきました(写真下段右)
地元のお米とのことですが、ちょっとツヤが足りない感じ。ふだん食べているコシヒカリと比べての話なんですけど、ちょっとしっとり感が少なく、ただ甘みは強かったように感じました。
今年の年末、お正月にはノドグロとへしこをお取り寄せしようと、心に決めた晩ご飯でありました(笑)
おみやげ屋さんで試食して美味しかったので「ししゃもきくらげ」を(写真左)
いわゆる佃煮系。
こりこりとしたキクラゲにししゃもの卵がまぶしてあります。
酒の肴にも、ご飯のおかずにもなりそうな味わい。
そして、出雲の地元のお醤油(写真真ん中)
お試しサイズの3本組で、どれも出汁の入ったものです。これを使うと出雲での甘めの味わいが再現出来そうと思ったので購入。
そして、一番のおみやげは、この置物っ!(写真右)
数ある縁起物の中で、ふたり揃ってその可愛らしさに一目惚れ(最初に見つけたのは旦那さまですが)
迷わず購入。現在居間のTVの上に鎮座していただいております。
さて、今日は、つい最近世界遺産に登録されたばかりの石見銀山へと向かいます。
ホテルの朝食は満足のいくもので、多少部屋の暖房が効きすぎたというのはありましたが、まあまあ満足出来ました。
予報通りにあいにくの曇り空。雨も少し降るとの予報。
あまり雨に当たらないように祈りつつ、ナビ様の目的地に、石見銀山を設定して出発です。
途中道の駅に立ち寄りました。
キララ多岐(たき)というところです。
ここは期待通りの道の駅で、物産やレストランがありました。
ひと息着くために、道の駅の裏手に広がる日本海へ。夏は海水浴場になるらしいです。写真左は、道の駅から眺めた日本海の風景です。
どうやら無花果(いちじく)が特産品のようで、無花果を使ったジャムやらお菓子やらがいっぱい並んでいました。
せっかくなのでいちじくソフト(写真右)をいただきました。お値段¥250−也。
ほんのり甘くて、しばらくするといちじくの風味が出てきて、なかなか美味しかったです。(天気が良ければもっと美味しく感じたかも。ちと、寒かった(^_^;)
2時間弱かかって、石見銀山に到着しました。
ナビ様は、大森代官所跡に行けといっているのですが、それは無視(^_^;)
旦那さまが事前に調べた情報によると、パーク&ライドを実施しているとのこと。
大森代官所跡ではなく、新設された石見銀山世界遺産センターのある駐車場に停めてそこからバスで大森代官所跡まで、引き返すという手順を踏まなければならないそうです。
ナビ様の地図情報が少々古く、ちょっと迷いながら世界遺産センターのある駐車場に到着(写真上段左)しました。
ここで、一日乗車券を買い求め、バスを待つ列に並びます。
平日にもかかわらず一台目のバスには乗れず、次ぎのバスに乗りました。
(でも、センターのひとに聞いたら、今日は空いているほうで、週末はとんでもない状態だそうです)
さて、二台目のバスに乗り込んで、大森代官所跡に到着。
が……ここで、後悔しました。ナビ様のお導きどおりにすれば良かったと……(T T)
大森代官所跡のバス停には、駐車場がありました。
20台弱ぐらい停められるようで、知っているひとはここに直接乗り付けておりましたし、まだ空きもありました。
平日だから可能なことだとは思うのですが、もし平日石見銀山に行こうと思っている方がいたら、まだ今だったらこちらに停めてしまうのが便利だと思います。
ここでバスを乗り換えて、石見銀山のどん詰まり龍源寺を目指すのです。
が、こちらのバス待ちも長蛇の列。臨時のバスを出しているとのことでしたが、うねうねと曲がりくねった列が出来上がっておりました。
一番奥までは坂を上ることになっていて、それだったら一番奥まで行ってから、帰りは徒歩で下ってこようと……誰しも考えることは一緒ですね。
取り敢えず、この近所で見られるところから見ておこうかと、列には並ばず、町中へと足を踏み出しました。
写真上段右は、大森代官所跡の外観です。バス停から徒歩1分程度。
世界遺産石見銀山は石銀地区(山の中)、銀山地区、町並み地区の3つに別れています。
石銀地区は、山の中ですが、町並み地区と銀山地区はつながっていて、坂道をえんえん山の中に向かって歩いていくことになります。
両方合わせて、3.1kmの道程。
大森代官所跡は、町並み地区にあって、その町並み地区の起点とされているのが、写真下段左の城上(きじょう)神社です。
ほとんどひとがおりませんでした(^_^;)
自由に拝殿の中に入れるようになっていたので、まず拝礼をしてから、中に。
拝殿の天井には鮮やかな色遣いで龍が描かれており、鳴き龍なんだそうです。
指定された場所に、正座して座り、ぽんぽんと手を叩くと、澄んだ声が聞こえてきました。
京都の鳴き龍よりも、日光の鳴き龍よりも軽く高い鳴き声でした。
こちらの神社も出雲大社と同様の大社造りといわれる造りでした。
拝殿の後ろに、立派な御本殿があって、その外観は出雲大社に酷似しています。
庭に出ると、なにやらでっかい石が鎮座してました。
亀石というのだそうです。
なんでも、この城上神社は遷座されて現在の場所にあるそうで。
その前の神社にこの亀石は祀られていたそうなのですが、遷座するときに置き去りにされたとか。
亀石は悲しんで自力で城上神社に行こうと試みたのですが、その過程で自重から川の底から上がることが出来ず、しばし川底に沈んでいたそうです。
ある日ひとが近くを通ったときに、自ら小豆を研ぐようなしゃかしゃかという音を発してひとに知らしめ、ようやく城上神社に運び込んでもらえた……という謂われなのだそうです。
置き去りにされるなんて、可哀想。でも、なんとかたどり着けたわけで、めでたしめでたしなんでしょうかねえ?(^_^;)
他にも、赤松と黒松がひとつ株から二股に別れて生えているという珍しい松、夫婦松もありました。
残念ながら近年、赤松は痛みが激しくなり、根元より1mほどの所で切らざるをえなくなり、黒松だけが二股に別れた先から天に向かって伸びておりました。
やもめになっちゃって可哀想にね……
次ぎに大森代官所跡(写真下段右)へと向かいました。現在は、石見銀山資料館となっています。
大森代官所跡を出てバス停に向かったのですが……まだまだ列はうねりながら続いていて、まあしょうがないかと、列に並びました。
バス待ちの列に並んでいたのですが……方針変更。実は貸し自転車があることに気づいておりました。
ということで、旦那さまひとりが列を離れ、バス停近くの貸し出し場所ガソリンスタンド 河村石油へと向かいました。
私は全部貸し出しされていたときのことを考え、列に並んでおります。
しばらくして、旦那さまが道を挟んだ反対側から、両手で大きく○を作っているのが見えました。
というわけで、石見銀山をレンタサイクルで巡ることに。私は電動アシスト付きの自転車。旦那さまは3段変速機付きの自転車で、こぎ始めました。
いっやあ〜電動アシスト付きを借りて貰えて良かったです。
いや、ほんと。
石見銀山の一番奥、龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)までは、えんえん上りの坂道なんです。
多少の緩急はあるものの、だらだら上りの坂道が最後まで続きます。
電動アシストが付いてなかったら、絶対途中で音を上げていたと思います。
(現に三段変速機付きの旦那さまは、途中でへばり、ふだん運動不足気味とはいえ、かな〜りショックを受けていました)
石見銀山で貸し自転車を借りる場合、体力筋力に自信がないかたは、絶対、たとえ多少待っても電動アシスト付きをお薦めしますです。
でなければ、時間が掛かっても大丈夫なら、やっぱり徒歩がお薦め。遊歩道がきちんと整備されてますから。
上段写真は、途中途中にある間歩です。名前の付いている大きめの坑道もありますが、ほとんどが小さいもの。何百もの番号がふられておりました。
途中写真を撮ったり、休憩を入れたり、絶対乗れなかったであろうバスに追い越されたりしながら、石見銀山の一番奥にある龍源寺間歩に到着しました(写真下段左端)
ここが唯一、坑道の中まで入れるんです。
といっても、坑道の全部を行けるわけではなくて、入れるのはほんの157m+116m=273mだけです。
入り口の大きさは比較的大きく、身長六尺弱の旦那さまが並ぶと、下段左から二番目の写真のような感じ。
間歩(坑道)の中は、高さが1.6m〜2.1mぐらい。巾は0.9m〜1.5mぐらいとのこと。
私は、らくらくすいすい通れるのですが、旦那さまは途中途中背を屈めて歩かざるを得ない場所もありました。
メインの坑道からは脇道がいっぱい伸びています(写真下段右から二番目)いずれも入ることは出来ませんが。
どれも、メインの道と比べると小さいもの、低いもの、中には絶対腹這いにならないと進めそうにないものがありました。
157m進んだところで、ほぼ直角に折れ曲がります。
その角から先にも坑道が伸びているのですがそこからは立ち入り禁止。少しだけ奥の様子が観察出来ます(写真下段右端)
折れ曲がったところからは、上りになっていて、途中の壁に石見銀山の掘削、江戸期の坑道を掘る様子など、関連資料が展示されています。
折れ曲がるまでは、坑道を掘ったときのノミの跡もくっきり残るような岩肌でしたが、折れ曲がってからは、綺麗にならされた壁。
入り口よりもやや高い位置が出口となっておりました。
龍源寺間歩をあとにして、自転車を停めてある場所まで戻ります。
途中途中にも、番号だけがふられた小さい坑道があちらこちらに。
平日だからなのかお休みでしたが、お店も2つあり、そこを過ぎると急勾配の古びた石階段が目に留まりました。
見上げるとこれまた古びた感じの鳥居が見えます。
他の観光客のひとは、見上げるだけで通り過ぎていきます。
でも、せっかくだから、ちゃんと石段を登って拝んでみようと。
所々ぐらつく急勾配のかなりの段数のある石段を上がると、更にその奥に石段が続き古びてはいるものの立派な建物が見えました(写真)
佐毘売山(さひめやま)神社なのだそうです。
別名は「山神社」といい、地元のかた、坑夫からは「山神(さんじん)さん」と呼ばれて親しまれているそうです。
御祭神は、金山彦神(かなやまひこのかみ)で、鉱山を司どっていて、鉱業・鍛冶など、金属に関する技工を守護する神様だそうです。
まさに、石見銀山にふさわしい神様ですね。慕われるのもわかる気がします。
自転車を停めた場所まで戻り、さあこれから下ろうというところで、旦那さまがお腹が空いた……と(^_^;)
ということで、すぐ近くにあった、「Toraya」というお店に。カレーとコーヒーのお店と看板にありました。
カレーは、まあまあ美味しかったし、お値段も手頃だと思えました。
しか〜しっ!! 余りにも時間が掛かりすぎますっ!! 野菜を畑から採ってきて、鶏を締めてハーブを採ってきて調理したんかいっ!! ってぐらい時間が掛かりすぎ。
時間が無い場合は、絶対立ち寄ってはいけないお店です。
これから石見銀山に行こうと思っているひとはお気をつけ召され。カレーの香りに翻弄されてはなりませんよ、うちの旦那さまみたいに(笑)
思いもよらず時間を取られたので、やや急ぎ気味に、道を下ります。
道沿いには起点起点で案内板が出ています。
案内板に従って、次ぎに立ち寄ったのは
「清水(せいすい)寺」(写真左)
正式名称は石見第七番札所 銀峯山 清水寺。
バスも通るメインの通りと平行して遊歩道が整備されているのですが、このお寺は、遊歩道沿いにあります。自転車を道の端に停めて、石段を登って山門まで上がりました。
山門には、右に不動明王 左に毘沙門天の石像がありました。
境内の中に入って拝礼して、振り返って庭を見ると、山門脇の裏手、庭に面したところに、結構な数の石仏が祀ってありました(写真右)
厳かな雰囲気のいいお寺だと思います。
さらに道を下ります。
脇道への入り口に清水谷 精錬所跡の表示が。
結構な勾配の上り坂の脇道で、最初行くのを旦那さまがしぶった(笑)のですが、せっかくだからと向かいます。
らくちん運転の私が先行しました。坂は急ですが距離は短くすぐたどり着けます。
見えてきたのは、石組みの段々畑???(写真左)
どうやら、この段ひとつひとつに、往時は家が建ち並んでいて、精錬所だったそうなんです。
案内板には、往時の家々が立ち並ぶ写真が掲載されておりました。
一番上の段から奥には、トロッコ道につながっていて、坑道から運び出された鉱物を効率よくここまで運べるような仕組みになっていたそうです。
ここまで上ってくるひともやはり少ないです。せっかく来たのに、もったいないなあと思ってしまいます。
更に道を下り、遊歩道からメインの道路に戻ります。
写真右は西本(さいほん)寺です。
石見銀山には、山の上にお城がありました。龍源寺間歩から徒歩30分(ほとんど獣道だとか)ほどの山の中で山吹(やまぶき)城といったそうです。
鎌倉末期の戦国時代に大内氏によって築城さたそうですが、今はあとかたもなく、深さ約2mの濠跡だけが残っているそうです。
四つの門がお城にはありまして、そのうちのひとつ追手門が改造されて時を経てこの西本寺の山門として移築されたそうです。
写真に写っている山門が改造され移築された山吹城の追手門だそうです。
更に道をくだり、銀山地区と町並み地区の分かれ目まで下りてきました。
この近くにあるのが石室山(いしむろざん) 無量壽院羅漢寺(むりょうじゅいんらかんじ)です。
道を挟んだとい面の岩山に、石窟が掘られていて五百羅漢が収められています(写真)
五百羅漢は、今から250年位前に月海浄印と言う方が発願されたそうで、昔銀山で働いて亡くなった人々の霊や、祖先の霊を供養するためにと、地元の人々、大森代官所の代官と役人、有徳院(ゆうとくいん)様=八代将軍吉宗公の次男、江戸城大奥の女中など多くの人々の寄進に依り明和3年(1766)3月、25年もかけて完成したそうです。
この五百羅漢を護るために、羅漢寺も建てられたそうです。
ほとんどの観光客のひとは、お寺には参らずに五百羅漢に向かっていました。でも、我が家はきちんと、お寺に参らせていただきました。
ご本尊は阿弥陀(無量壽)如来、不動明王、愛染明王。他に写真撮影不可で文化財でもある秘仏がお二方いらっしゃいました。
お一方は、過去・現在・未来の三世の悪因を断除される降三世(こうさんぜ)明王。
もうお一方は、国家平安と衆生擁護を司る大元帥(だいげんすい)明王。
どちらの明王様も、素晴らしかったです。迫力も造形も感じ入るものがありました。
こんな秘仏を息が掛かりそうな距離で見られるのです。絶対お参りして、拝見させていただくべきお寺だと思います。
また天井の龍の絵も必見です。昔大暴れした龍が鎮められ、お寺の建立の時に護摩の灰を使って描かれ封印されたそうです。
五百羅漢も圧巻でした。
ひとりひとり表情も姿も、全部違います。中にはだらけている羅漢、眠っている羅漢、猫を膝に抱いた羅漢もいてさまざまでした。
再び自転車に乗り、メインの道に戻ります。
町並み地区に入りました。一気に民家と商家が増えます。
おみやげ品ばかりではなく、銀細工や鉱物、鉱石を扱ったお店も何軒かありますし、お菓子屋さんや、喫茶店もありますが、どのお店もその外観は昔のたたずまいのままで、内装も町の風情を壊さずに個性を出しておりました(写真上段真ん中)
道の角にあった自販機も、景観に溶け込むように工夫がされておりました(写真上段左)
町並み地区のちょうど半分の距離あたりまで下ったところに、旧大森区裁判所がありました(写真上段右)
立派な石州瓦で葺いた重厚な屋根を持ちながらどこか西洋風の、明治期以降の建物です。
復元された建物だそうで、現在は町並み交流センターとして、使われているそうです。
旧大森区裁判所のある十字路。
その対角線上の角に、いきなり大きな岩山があり、岩盤を刻んだらしい石段が続いておりました。
かなりの年月を掛けて人の足に踏みしめられ、中央部が削られてへこんでいる古びた石段を上がりきると、立派な山門のあるお寺に出ました。
観世音寺だそうです(写真下段左)
江戸時代には、大森代官所の祈願寺だったそうで、とても栄えていたそうです。山門には、年月を感じさせる立派な仁王様立ってらっしゃいました。
メインの通りに面していて、たったひとつぽんと高みになっている観世音寺。
切り立った際には柵なんてものもなく、一歩足を踏み出せばけっこな距離を落ちてしまいます。
でも、その高さと柵などがないおかげで、際まで寄って町並みを見下ろすことが出来ました。
写真下段右は、観世音寺から見下ろした町並みです。石州瓦の屋根が並んでいて異例です。
赤い懐かしいポストがあるのは、この地区の郵便局。
写真の奥に進むと、石見銀山道の起点、城上神社、大森代官所跡になります。
今、更に景観をよくしようと、電線を地中に埋める工事を進めているそうです。
実際平日ということもあって、工事をやっていて迂回しなければならないところがありました。
電柱と電線がなくなるだけでも、かなりすっきりとして昔ながらの町並みを感じることが出来るようになるでしょう。
各施設や寺院の修復もこれからどんどん進めるそうなので、そうなったら、もう一度訪れて見たい気がします。
貸し自転車を返却し、バスで世界遺産センターまで戻り、次の地へ向かいました。
石見銀山から、約30分ほどで、温泉津温泉街に到着しました。
一度車で温泉街の奥まで進んだのですが、車を停める場所が宿泊客以外にはありません。
切り返していったん温泉津入り口の温泉津港まで戻り、港の近くにある「ゆう・ゆう館」という多目的施設の駐車場に停めて、徒歩で温泉街に向かいました。
ほどなく立派な神社が見えてきました。
龍御前(たつのごぜん)神社と石柱に掘られてました(写真上段)
後ろに、神社に向かって被さってくるような岩山が見えます。
「あの岩、まるで龍が口を開けてるみたいに見えるね〜」なんて会話をしたのですが。
まさに、その通りで、「龍岩(たついわ)」といい、もともと神が宿る場所として崇拝されていて、その下に社を造ったそうなのです。
石見銀山が賑やかだった頃、頻繁に温泉津港に出入りした北前船の守り神として信仰を集めていたそうです。
更に奥に進むと、大きな建物が目に留まりました。
家の前に案内看板が立っています。
内藤家庄屋屋敷と書かれてありました(写真中段左)
当時の豪商のお屋敷なんだそうです。
内覧は出来ず、外観のみ。帰りに前を通ったら、家の中に灯がともっていました。
子孫の方が未だにお住まいなのかもしれません。
次いで見えてきたのが、本堂の瓦屋根が黒光りしていた「西楽(さいらく)寺」(写真中段右)
ホームページもあって、なかなかなようです(^_^;)
その立派な本堂に惹かれてついつい写真を撮ってしまいました。
この西楽寺を過ぎたあたりから、温泉津温泉街となり、温泉宿が並び始めます。
時刻は17時近く。
ぼちぼちと街に灯りがつき始めました(写真下段左)
石見銀山の町並みのような統一感はないのですが、どの建物も年代を感じさせるレトロ感はたっぷり。
宿ごとにちょっとした工夫をしている感じです。
温泉津温泉の始まりは、旅の僧が、湯に浸かって傷を治している狸を見つけたとか(そのせいかタヌキのキャラが街のあちらこちらに見られました)、大国主命が病気のウサギをお湯に入れて救ったことから始まったとか、いわれているそうです。
外湯は元湯と薬師湯(写真下段右)の二箇所あるそうです。
時間がもっとあれば入りたかったのですが…………
これから松江市の宍道湖温泉のお宿まで行かなければなりません。
後ろ髪を引かれつつ、泣く泣く温泉津温泉をあとにしました。
絶対、も1回は訪れて、お宿にも泊まって、お湯につかってやるぅぅ。
「今度は絶対入ろうねっ!!」と誓い、温泉津温泉を出発。
往路は高速も使って、松江市まで戻りました。
今夜のお宿はてんてん手毬、宍道湖温泉郷にあり、女性向けをうたったお宿です。ここが、懸賞で当たったお宿なんです。
移動中電話連絡をしておいたものの、到着は19時を回ってしまいました。でも、お宿の方にとても温かく出迎えていただけました。
車を停めるとお宿の方が出てきてくれて、玄関先まで案内。ホールに上がって、まずはお抹茶をいただきました。
宿泊の手続きをしつつ、私は浴衣を、旦那さまは作務衣を、それぞれ好みのものを選べるようになってます。
女性はマニキュアも選べるのですが、そちらは遠慮させていただきました。プラスお部屋で焚く用のお香も選べるんです。
浴衣や作務衣を選びましたが、お部屋にはきちんと寝間着用の浴衣も置いてありました。いたれりつくせりな感じ♪
一息ついて、さっそく晩ご飯をいただくことにして、食事どころに向かいました。
お食事どころも工夫が凝らしてあって「野点宴席」と銘打ってあります。
部屋の中に野点で使われる紅の大きな和傘が各テーブルごとに立てかけてありました。
さすがに、我が家の他には誰もいません(^_^;)
まあ、時間が時間ですから当然ですね。
上段写真は席に着いたときに、すでに並べてあったお食事です。
お品書きが添えられていて「神在月の花手毬会席」とありました。
盛りつけにも器にも気を使っているのがわかります。
このお宿の名前どおり、「手毬」の意匠の器が多く配してありました。
お品書きと見比べてみると、並んでいるのは「前菜」、「造里(つくり)」、「スープ」、「焼物」。
そして……「オルゴール」?!
右上の方の四角い箱がそうなのかしらん……?と。
二段目の写真左は、「焼物」で島根和牛の陶板焼きです。
島根和牛って、初めて知りました(^_^;)
柔らかくて、美味しかったです。
そして、二段目写真右が、オルゴール。
蓋を開けると「毬と殿様」のメロディーが流れ始めました。
♪てんてんてんまり〜♪ってやつです。
お料理の内容は、二色手毬寿司で、手毬に見立てた丸い小さなお寿司が入っていました。
メロディーが終わるのを待ってから、いただきました(笑)
目と耳と舌で楽しめる料理となっていました。
写真三段目は、あとから運ばれてきた料理です。
左が「洋皿」で、鱸(すずき)と木の子のソテートマトソース。
真ん中が、「揚物」で、キスの南京揚げ。
揚げ物が入っていた器も工夫しています。
安来節、ドジョウ掬いで有名な安来市が近いんですよね、確か。
ということで、ドジョウ掬いのお人形が飾られた竹ざるの中に(写真右)、更に小さな竹カゴに入って揚物の料理が運ばれてきました(笑)
ドジョウの料理ぢゃなくて、鱸(すずき)でしたけどね。
そうそう、飲み物は、松江市の地ビール「ビアへるん」をいただきました(写真四段目左)
島根ビールというところで作られている縁結ビールだそうです(笑)
「へるん」というのは、小泉八雲、ラフカディオ・ハーンのことです。
Hearn(ハーン)の誤読なのですが、ご当人が気に入っていて、しばしば使われていたことから、松江市では「へるん」で親しまれているそうです。
ここにはスタウトの一種類しか置いてなかったのですが、お料理に合っていて、美味しかったです。
写真右は「御飯」で松茸御飯・佃煮・赤出汁です。
秋の味覚だから、松茸がお宿のお料理に出るかもということで、夕べ自粛しておいたので、巡り会えて嬉しかったです(笑)
最後にデザート、「水物」がふたつの器で運ばれてきました(下段写真左)
四角い器には、手毬の意匠が。
丸い器は、二色に別れていて、これも手毬をデザインしたものでしょう。
蓋を取ると白い煙がもうもうとわき上がりました。ドライアイスで冷やしてあるそうです(下段写真右)
内容は、四角い器の方が紫芋の羊羹・秋の果物で、丸い器がぜんざいです。
さすがに、女性向けのお宿とうたっているだけあります。
大概の温泉旅館、ずらーーっと料理が並ぶのですが、食べきるのに必死になることがしばしば。
でも、ここでのお料理は食べきれるし、量もちょうどいい感じでした。
お宿としてちょっと残念なのは、お風呂が夜は23時までしか入れないこと。食べ終わって21時近く。
お腹がこなれきれないうちに、お風呂に入りに行きました。
まあ、到着が遅かったのですから仕方がないのですが、いいお風呂だっただけに、もう少し遅くまで入れるようだと嬉しいかなって感じです。
石見銀山では、いろいろ迷ったあげく、ストラップを購入しました(写真上段左)
ちゃんとmede in Japan を確認して購入(^_^;)
種類はいろいろあったのですが、一番シンプルでわかりやすいものにしました。
実は密かに携帯ストラップ集めているもので。
そして、石見銀山の行く道すがら、立ち寄ったコンビニでカップラーメンを4種類購入。
関東では絶対に見かけない、お店のものばかり。
これは買うっきゃないでしょうと、旦那さまに苦笑いされながらも、買い込みました。
そのうち、取り替えっこしながら食べてみたいと思っています。
(一番の大きなおみやげ群になってしまいましたけどね)
写真下段は、温泉津温泉街で買い求めたもの。
左は特別純米「石見の風」。
温泉津港近くのシックな外観のおみやげ屋さんで購入。
店内では石見神楽の映像を上映していて、そのお神楽に関連するものも売られていました。
石見神楽も見てみたいもののひとつ。やっぱりもう一度ここらへんに来なくちゃだめよね。
下段写真右は、温泉津温泉街で購入した才市まんじゅう。
石見の才市と呼ばれた浅原才市の名前をいただいてる味噌まんじゅうです。
温泉津温泉街の中には、浅原才市の像がありました。
その像、頭に角があるんです。
妙好人(みょうこうにん)として知られています。
浄土真宗の門下で念仏の心をひらがなの自由詩に表現して、大工仕事のかたわら、かんなくずなどに書き留め、死後評価された方らしいです。頭の角は、人間の業を表しているのだとか。
おまんじゅうは、味噌の塩気とあんこの甘さがちょうど良くて、温泉津から宍道湖温泉に向かう道すがら、小腹が空いたので、いただいちゃいました。美味しかったです♪
■ Moko Halford [ウェブサイトで、レンタサイクルを探している時に、このサイトに出会いましたが、興味を持って読ませてもらいました。今年4..]
朝の目覚めはすっきり♪
朝食前にお風呂にも入りました。
朝晩で男湯と女湯が入れ替わりになるので、すべてのお風呂が楽しめるんです。
畳を敷いたお風呂場もあって、なかなかの趣向です。
朝食も量がほどよく、美味しかった。
土鍋で炊いた御飯が、土鍋ごと提供されます。
もちろん、宍道湖のお味噌汁も出て、しかもおかわりが出来ちゃう♪
朝のお味噌汁って、たまにもう一杯いただきたいなあって時がるんですよねえ。
でも、大概は盛り切りなので、今回は嬉しかったです。
写真のカゴの中には、ここらへんの名物かまぼこ手焼きあごのやきもありました。
丸くて真ん中に穴が空いているちくわ状のかまぼこです。
他にも自分で取る形で、地元の牛乳とサラダもありました。
御飯を食べ終えてひと息付いてから、チェックアウトの時間10時よりもだいぶん早くお宿を出発しました。
お宿を出て向かったのは松江城。
せっかく来たのだから、見ておこうと。
さらっと流して次の目的地に向かう予定でおりました。
……が、お城を見た途端、はまりました。
格好いい!
お城というと、白が基調の美しいお城が多いと思うのですが、松江城はそのほとんどが、黒くて厚い板張り。とても武張ったお城に見えます。
重厚で堅固な造り。その外観に惹かれて、天守閣まで上がれるというので、さらっと見ることなど忘れて、お城の内部に進みました。
松江城は現存12天守(げんそんじゅうにてんしゅ)のうちのひとつなのだそうです。
現存天守というのは、江戸時代以前に建築されて、現在までそのまま存在している天守のことをいうのだそうです。
松江城以外現存12天守は、弘前城(青森)・松本城(長野)・丸岡城(福井)・犬山城(愛知)・彦根城(滋賀)・姫路城(兵庫)・備中松山城(岡山)・丸亀城(香川)・松山城(愛媛)・宇和島城(愛媛)・高知城(高知)なのだそうです。
入り口は附櫓(つけやぐら)といって、入り口防備を堅くするために取り付けた櫓だそうで、入ってすぐに右に曲がらなければいけない造りになってました。
そこから更にまた2回曲がって、ようやくお城そのものの入り口にたどり着きます。
二段目の写真は、地階のようすです。
お城の石積み部分の内部になります。
ここには、お城に以前あったしゃちほこ(写真左)や、さまざまな装飾品(写真右)が展示されておりました。
写真をよく見て貰うとわかるのですが、展示品のあいだの太い木の柱の後ろは、石積みなんです。
本来は籠城用生活物資の貯蔵庫であったらしく、大きな井戸が中央に掘られていました。深さは24mもあるそうです。
階段を上がって、1階へ。
上がってきた階段は桐の階段で、1階から4階の各階に設けられています。
この階段、引き上げたり出来るそうで、桐を使ったのも防火防腐のためで、他のお城には見られない特殊なものなのだそうです。
角度も昔ながらの急なものでした。
さまざまなものが飾ってありました。
主に武具が中心です。
鎧も立派なものが多かったのですが、やはり兜の意匠が見事でした。
(昔の武将って、それぞれ意味はあるのだろうけれど、結構派手よね〜と(^_^;)
各階で、いろいろな資料を結構な時間をかけて見て回りました。
とても、興味を惹かれるものが多かったのです。
ようやく天守閣に上りました。
さすが見晴らしがいいです。
天守閣は望楼式といって、手すり(高欄)をめぐらしただけで壁がなく、360度の展望がきくような造りになっています。
展望台として、司令塔としての役割を持っているのだそうです。
写真は、南面から見た風景。宍道湖と山並みが綺麗でした。
【余談】
前述の桐の階段、巾が1.6mなのですが、それを中央で仕切って、それぞれ上り下りに別れているんです。
つまり、片側80cmほどしかないわけで。
おまけに傾斜が急なものですから、ほとんどの観光客のひとは、手すりにつかまりつかまりしながら、それでも危なっかしく上ったり下りたりしてました。
が、私たちは上りも下りもす〜いすい♪ 理由はナンバ歩きをしていたからです。
お城の中で、袴をはいている気分で、手を太ももの上に置きつつ歩きました。
これが実に理にかなっています。手すりなんぞに頼らなくても、急な階段の上り下りが危なげなくこなせました。
実は、石見銀山のあちこちの神社仏閣の長くて急な石段もこのナンバ歩きで、らくちんにこなしておりました。
お城見学に行くときは、お薦めですよ、この歩き方。
お城を出て、散策。車を停めてあるのは南東のあたりなのですが、北側に回ります。北西にある稲荷橋を渡ってお堀沿いに城下を散策しようと謂う趣向です。
北ノ門を通り過ぎて、橋までの道沿いに、お茶屋を発見しました。まだお堀は渡っておらず、お城の敷地内です(写真上段左)
ぼてぼて茶と染め抜かれた赤い幟。そして外にある串刺しのお団子はぶぶ団子と書かれています。
松江城で予定よりも時間を掛けてしまったので、先を急ごうとする旦那さまを引き留めて、一服することにしました。
写真右が、ぼてぼて茶。
泡立てた番茶に、小皿に乗っている食材を入れて、ゆるいお茶漬けのようにしていただくものなのだそうです。
お店の方から、まずは最初にお茶をひと口、それから食材をいれて楽しんでくださいとの説明を受けました。
ぼてぼて茶の名前の由来は、お茶を丈の長い茶筅(ちゃせん)で泡立てるのですが、茶筅の長さがあるゆえに、「ぼてぼて」という音が立ってしまい、その音からきたのだとか。
泡立っていたので、茶筅でたてたのだろうとは想像がついたのですが、ふつうの茶筅でたてたわりには、大泡(おおぶく)だなあと思っていたのです。
茶筅そのものの形状が違っていたわけなんですね。
旦那さまは、ぶぶ団子のうち、草団子を味噌餡でいただきました(写真は撮る前に食べられちゃったのでなし)
ぶぶ団子の由来は、お茶(ぶぶ)と一緒にいただくからとも、歩歩(ぶぶ)、歩きながら食べるのに適していたからとも、謂われているそうです。
ぼてぼて茶もぶぶ団子も、素朴な味で美味しかったです。
一服もして予定以上に時間を掛けてしまったので、先を急ぎます(^_^;) 稲荷橋を渡って、お堀の北側をぐるりと回り込みます。
北側のお堀沿いの道路を挟んだとい面には、歴史を感じさせる建物が並んでおりました。
写真は、左から「小泉八雲記念館」「蕎麦屋 八雲」「武家屋敷」です。
本当は、時間がもっとあるなら、全部中まで入ってみたかったのですが、今回はあきらめて、お堀を回り込み駐車場に戻りました。
松江市ももう1回来たいです。松江市だけでも、他にいろいろ見たい場所がありますからねえ。
次の目的地は、境港市です。
水木ロードと海産物が買えたらなあというのが理由。
道順は、ナビ様まかせ。
なのですが……今回借りたTOYOTAレンタカーの車。
確かにカーナビ全車装備で、追加料金を取られたりもしないのですが……
少々データが古いようです。
この3日間で、山の中や海の上を走らされました(^_^;)
写真の道、すごい傾斜だと思いませんか?
入り組んだ海に架かる新しい橋のようなのですが、これもナビ様にはデータなし。
海の上を車が進んで行きました(^_^;) まあそれでも目的地まではなんとかたどり着けたんですけどね。
TOYOTAさん、地図データは、毎年更新してくださいねm(_ _)m
急勾配の海に架かる橋を渡ったり、海の中に造成して作られた一本道を通ったりしながら、境港駅前に着きました。
駅近くに公共の広い駐車場があるので、そこに停めます。
境港駅からは、フェリーも出ているので駅舎が立派です。
駐車場のすぐ角に立つ交番(写真上段左)
いきなり水木ワールド全開でした(笑)
「鬼太郎交番」なんて書いてあります。
お巡りさんが、ちゃんちゃんこ着て出てきたら面白いのになんて思ったのですが、こそっと覗いたらちゃんと普通の制服でした(当たり前)
まずは、情報収集に駅舎に向かいます。
観光案内があるようでしたので。
そこで目に付いたのは、「スタンプラリー」。
水木ロードの町中の各所にスタンプが配置されているとのこと。
ちょっと渋っていた旦那さまのお尻を叩いて、やってみようよとラリー帳を購入しました。
もう駅舎前から水木ワールド炸裂です。
執筆する水木先生の周りを鬼太郎やねずみ男や目玉おやじが取り囲んでいます。そんな銅像から水木ロードは始まります。
ふと見上げた外灯は、目玉おやじがいっぱいでした(笑)(写真上段右)
町中の各所に鬼太郎の世界がモチーフとして使われておりました。
水木ロードは、約1キロぐらい。
整備された歩道のあちこちに、妖怪たちの銅像が間隔をおいて並んでいます。
平日ということもあって、観光客は少なく、また休んでいるお店も多かったです。
水木しげる記念館も火曜日が定休で、見ることが出来ませんでした。
ふつうの八百屋さんや雑貨屋さんもあるのですが、何かしら鬼太郎関連グッズが売られていました。なんか妙な感じです(^_^;)
写真は左から、「目玉おやじをなでなで」、「ねずみ男と握手」、「猫又にお手」です(笑)
ぽてぽてと歩きながら、36個全部のスタンプを集め、全部の妖怪の銅像を眺めたり触ったりしながら、観光案内所に戻り、認定書を貰いました。
なかなか楽しかったです。空いていたので、どの妖怪もゆっくり楽しむことが出来ました。
でも、実はスタンプ帳は完了ではありません。
休館だった水木しげる記念館にもあるようですし、境港から出ている壱岐までのフェリー鬼太郎フェリーにも、まだスタンプがあるそうです。
ここも、やっぱりもう一度ゆっくりくるべきところなのかも(^_^;)
結構な時間になっていたので、出雲空港に向けて、車を走らせました。
水木ロードのおみやげ屋さんで購入。
写真上段左は、変わり花札です。
札のあちらこちらに妖怪たちが出没してます。
2種類あったので、両方買ってきました。
あとで、以前ポイントでもらったマリオの花札も合わせて額装しようかと思ってます。
写真上段真ん中は、同じおみやげ屋さんで作って売っていたベビーカステラのようなお菓子。
4種類型があって、それぞれ左上から、鬼太郎・目玉おやじ、左下から、猫娘・ねずみ男です。4種類で合計10個入っていました。
写真上段右は、出雲空港で買いました。
こちらでは、ほとんど見かけないあごだし。使ったことが無かったのだけれど、興味はあったので、今度使ってみようと思っています。
そして、同じく出雲空港で買い求めたのが、下段写真のお菓子。
こちらへくる前、島根出身の子に、旦那さまが名物はなに?と聞いたそうで、答えは「宍道湖七珍」と「お茶菓子」とのこと。
写真の「若草」と「山川」は、松江藩七代目城主、松平治郷公がお茶席で用いられたお好みのお菓子だったそうなんです。
七代目城主の治郷公は、号を不昧(ふまい)と謂われて、不昧公として、慕われていたそうです。
藩中興の名君として有名なだけでなく、茶道不昧流の始祖でもあり風流人であったそうです。
松江城には、不昧公に関するものが数多く展示されていました。
若草も山川も、不昧公の読んだ歌にちなんで命名されたもので、明治以降いちじき無くなったのを復活させたお菓子なのだそうです。
若草は、中が求肥でもっちりと美味しく、山川はしっとりとした口触りで、確かにどちらも茶事にあいそうなお菓子でした。
懸賞に当たるというひょんなことから始まった二泊三日の旅路。ほとんど駆け足状態でしたが、楽しめました。
まあ欲を言えば、どこもかしこも、もう少し時間を掛けてゆっくりじっくり見たかったってのはあります。
でも、こちらからでは、容易には行けないですからねえ。もう一度生きたいなあと思える土地だったのですが、果たしていつになることやら……(^_^;)
思い出はいっぱい出来ました。知識も増えたし、心動かされるものも多かったです。流石に歴史の長い土地柄。もっともっとと欲張るとキリがないのかも(でも、もう一度じっくり時間を取っていってみたいです)
一昨年の日光に続いて世界遺産二つ目。温度は熊野当たりに行きたいね、なんて話をしました。
少なくとも、世界中は無理でも日本にある世界遺産ぐらいは、全部訪れてみたいと思っています。
旦那さまを駅まで迎えに行って、その足で近所に住む弟のところへ。
昨日までの旅行のおみやげと、譲り受けるものを受け取りに出掛けました。
おみやげを渡して、品物を受け取り、晩ご飯は外食です。
近くの「珈琲哲学」へと行きました。
わりと利用する頻度が高いお店です。
パスタもピザも、目立って美味しいと言うわけではないのですが、十二分に合格点なお店なんです。
旦那さまは、海鮮のトマトーソース(写真左)を。カニの足が突き出ています(笑)(写真真ん中)
私は、その日のお薦めのキノコを使ったパスタをいただきました(写真右)
明日からは、ふつうに晩ご飯を家で作ります。旅行時も含めて、外食続きですからね(^_^;)
■ Boon [わたしも、関連する年のを買ってみようかな。 ディアゴスティーニ系は、買ったことがないです。]
■ SAYAKA [>Boonさん ぜひぜひ、お買いあげを。ぜったい「ほー」とか言っちゃうと思います(笑)]