ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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夕べの晩ご飯です。
お酒を晩に呑もうかという話になりまして。
我が家では晩酌の習慣はないので、たまに呑もうなると、その時々で酒の肴をあつらえることにしています。
で、夕べは、旦那さまのリクエストでおでんにしようということになりましてん。
日が暮れるとだいぶん冷え込むようになってきたので、もってこいですよね。
我が家にはおでん鍋なんて、気の利いたものはないので、土鍋でおでんとなります。
具材はいろいろ。
大根とこんにゃくとしらたきだけは、先に圧力鍋で煮て、味を染み込ませました。
買ってきた一升瓶の純米酒をふたりでしっかりと空けきって、楽しい夕餉となりました。
(一升瓶をふたりで、空けてしまうのはいつものことなので、翌日得に二日酔いとかにはなってません(爆)
雲ひとつない青空。まさしく天高い秋の空。
その陽気の良さに誘われて、旦那さまとふたり、ご近所探訪に出掛けてきました。
まず向かったのは大久保利通商店。
つい最近、愛車のメーカーから送られてくる小冊子がここらへんをドライブしようという特集になってまして、そこで紹介されていたお店なんです。
わりと、このお店の近くまで用事で出掛けているにもかかわらず、まるっきり気が付いておりませんでした(^_^;)
いざ、お目当てにして出掛けると、あっさりと道沿いに見つかりました。
お店は、こじんまり。とってもあっさりとした作りで、いかにも家族で製造販売しています〜ってな風情でした。
購入したのは、草もちとかき餅と大福。
草もちもかき餅も、色々サイズがあって、我が家は一番小さいサイズ(個数)のものを選び、大福は2個購入。
大福は道々食べちゃったのですが、ちょっとあんこが甘すぎました。残念。
帰宅してから、草もちをいただいたのですが、たぶん同じあんこを使っているはずなのに、草もちにはとてもよく合いました。
草もちの風味とあんこの甘さ、それにきな粉を付けて食べたのですが、すっごく美味しかったです。
ちょっと大福はこの先も買うことは無いと思うのですが、草もちはまた買ってみようと思えるお味。
かき餅は、おいおい焼いたり揚げたりして、いただこうと思っています。
ちなみに、大久保利通商店とありますが、大久保利通とはなんの所縁(ゆかり)もないそうです(^_^;)
どちらかというと、間宮林蔵生誕の地を押しておりました(^_^;)
さて、お店を出て、そのお店からも近い歴史公園ワープステーション江戸へと向かいました。
こちらに引っ越してきた当時、なのでもう5年以上前に、一度行ったことがあります。
その当時は、なんだかコンセプトがゆるくて、地場の特産品やおみやげばかりを園内で売っていたり、駐車場が有料で入場料も今よりも¥1000−も高く……と、あまり良い印象はなかったんです。
江戸の町並みの再現は、なかなか面白かったのですが……
でも、しばらくして、やはり赤字になり方向転換をしたらしいのです。
ロケ撮影に力を入れて、町並みもだいぶん変わっておりました。
写真は左から、ワープステーション江戸入り口。
前は別にチケット売り場と入り口があったのですが、そちらは閉鎖されて、こじんまりとした写真の方になっていました。
真ん中は、ロケーション用スペースで、街道筋。
NHKの時代劇では、よく目にする場所でもあります。
写真右は、江戸城の大手門。
こちらも、よく時代劇で見かける馴染みの風景。
たまたまなのですが、今晩夜の撮影があるそうなんです。
なので、あちらこちらで撮影スタッフの方が準備に追われておりました。
どうやら「次郎長」の物語だそうで……
冬の風景を撮る予定のようで、あちらこちらで雪景色が施されておりました。
写真上段の左と真ん中は、雪化粧を施される町並みの風景。
使っているのは大粒の塩。
このあと、二階の屋根まで施すようでクレーン車がスタンバイしておりました。
下段の写真のように、日本橋も雪化粧。
欄干と、欄干に近い橋のきわまでしか雪化粧されていません。
まだ園内をお客さんが歩き回ってますからねえ。
実際私たちも、その日本橋を渡ってきたわけで。
撮影間近には、まだちょっとだけしか雪化粧されていないその先の大店の屋根も、橋の上も万遍なく雪化粧されるのではないでしょうか?
上段右の写真は、江戸の町屋の屋根の上にセッティングされたライトとレフ板。
ちょっとある意味シュールな風景。
でも、このあともっといっぱいシュールな光景を目にすることになったのでした。
園内を一回り巡って、入り口近くに戻ってきたら……
今晩出演予定のエキストラのみなさまが、衣装を付け終えて外で談笑されておりました。
たぶん、このエキストラの方々は地元の人たち。エキストラ要員として登録している人たちだと思います。
実は、私も登録しているのですが、さっぱりお声が掛かりません(笑)
なんでも、女性は余っているそうで、男性が少なく、男性の登録を待ち望んでいるそうです。
(旦那さまをそそのかしたんですけどね〜6尺ある大男の用心棒なんて向いていると思うのだけど(笑)
さて、ここでのシュールな風景。
次郎長側と思える渡世人の人たちと、取り方に回るであろう役人の人たちが談笑しているのも、なかなかシュールですが(笑)
皆様の足もとに注目っ!!
手っ甲脚絆の出で立ちで、足もとはスニーカーだったりサンダルだったり(笑)
そういえば、長屋界隈には、行ってなかったなあと。
ということで、長屋の町並みに足を伸ばしたのですが……
ここでもなかなかのシュールな風景。
長屋のせまい入り口。
覗いてみたら……
薄暗い中に浮かぶ白いもの。
なぜかスリッパが数組置いてありました。
う〜む。長屋のひとびとも、なかなかハイカラな室内履きを履くんですなあ〜(^_^;)
前回訪れたときは、ここは地元の物産とおみやげが並ぶお店でした。
今回行ってみたら、芝居小屋に変わっておりました。
中をちらっと覗いてみたのですが、おみやげやはないみたい。
やはり、かなりの町中の構成が変わったようでした。
ノボリガ何本も立って、役者絵も飾られています。
看板を読んだら、女芝居のようです。
実際の放映ではどんなふうに使われているのかなあ……
いつごろ放映されるものなのか、TVドラマなのかはたまた映画なのか。
全然情報は仕入れられなかったのですが、今のクランクインで来年の公開というのは、小耳に挟んだので、来年頭からいろいろマメにチェックしておこうと思います。
明日からも3日間、撮影があるそうです。
園内のあちこちに「NHKあんみつ姫」と書かれたダンボールが置かれておりました(^_^;)
入場料が、ワンコイン、500円玉でおつりが来るようになったし、ご近所でもあるので、これからは時々覗きに来ようと思います。
ワープステーション江戸に向かう道すがら。
何やら渋いお寺が目に付きました。
楼門もあるし本堂も大きいし、三重の塔まであるっ!
そこまでは車の中から目視で確認が出来ました。
ワープステーション江戸を出て、まだ日が高かったので、せっかくだから寄ってみようかという話になり、見かけたお寺に向かいました。
正式名称は清安山願成寺不動院で、真言宗のお寺さんのようです。
板橋不動尊、板橋のお不動さんが地元の呼び名のようです。
あとで調べたら茨城百景に選ばれていて、県の指定文化財でもあるようです。
本堂(写真左)の前に鎮座しているのは、狛犬かなと思ったら、白い犬。おまけに左の犬には仔犬も一緒にいます。
どちらも口をとじているので、阿吽(あうん)というわけでもなさそう。
変わってるなあと思って振り向くと楼門には白いお狐さまが……と、思ったらこちらも白犬でした。
そこに縁起が書いてありまして、地元の女衆が難産で苦しみ、亡くなる方も多数いたそうで。
その村の名主さんの夢に、ある日白い犬が現れます。
白犬は、お不動さんのお使いだったそうで、祈願すれば産みの苦しみを和らげてあげようとのお告げ。
というわけで、このお不動さんでは、白い犬を奉っているそうなんです。
秋空に誘われたご近所探訪。なかなか収穫がありました♪
他にも行ってみたいご近所はいろいろあるので、またぼちぼちと出掛けたいと思います。