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ほえほえ日記

〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜

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2007-09-25-Tue 秋晴れの火曜日(旧暦:8月15日) [長年日記]

十五夜なので その1

夜の月夕方の月今日は十五夜、中秋の名月だそうです。
でも、満月になるのは明後日、27日です。
よっく見ると、ちょっとだけ満月には足りないお月様が、天に輝いておりました。

写真左は、夕方ご近所へ徒歩でお買い物に出掛けた帰り道に撮ったもの。
掘りに月が写り込んでおります。

写真右は、日がしっかりと落ちきってから、2階の窓から撮影したもの。
ちょっとだけ、薄雲が廻りを取り巻いておりました。

十五夜は太陰暦の8月15日、十三夜は太陰暦の9月13日。
今年の十三夜は、10月23日です。
「片見月(かたみつき)」にならないように、十三夜もお月様が見られるといいなあ……

十五夜なので その2

夕餉全貌新里芋の煮っ転がし十五夜といえば、ススキにお月見団子が今の定番です。
でも、十五夜には新里芋を、十三夜にはその年取れた豆や栗を備える習慣がありました。

面白い話がありまして……

あるお寺の住職が、十五夜の夜に小僧に申しつけました。
(ひとさまの)畑に行って、里芋を掘ってこいと。
その地方では里芋を収穫するのを「芋を起こす」と言うそうで。
住職は小僧に「起きろ起きろ」と声を掛けながら芋を掘り起こすようにと、申しつけます。
小僧はしぶしぶ(ひとさまの)畑に出向き、「起きろ、起きろ」と言いながら芋を掘り出すのですが、その畑の持ち主に見つかってしまいました。

畑の持ち主が小僧を捕まえて、住職の所に出向き「住職が芋を盗むように命じたそうだな」と掛け合いますが、住職は「盗めなんてとんでもない。これだけ綺麗な月が出いているのだから、芋にも月を拝ませてやろうと思ってな。だから『起きろ』と起こさせたのだよ」と返します。
これは粋なことを言うなと、畑の持ち主は感心したそうで、それ以来その地方では、十五夜に新里芋を「起きろ、起きろ」と言いながら掘り起こし、お供えするようになったそうです。

まあ、そんな話を思い出しながら、十五夜の夕餉に新里芋で、煮っ転がしを作りました(写真左)
他には、ひじき煮、レンコンのキンピラ、ツルムラサキのお浸し、焼きアジ、納豆、佃煮二種、お味噌汁の実は、キャベツと油揚げ(写真右)
そんな料理で夕ご飯をいたしました。

十五夜なの 余録(^_^;)

萩の月先日旦那さまが宮城県の秋保温泉に慰安旅行に行って参りました。
で、おみやげは定番の「萩の月」

十五夜だからという訳ではありませんが、「月」つながりということで……(^_^;)

相変わらず、美味しいです〜♪
泊まった旅館では、おみやげコーナーで扱っているとの事前情報を、しっかりと旦那さまに吹き込んでから送り出しました(笑)
ついでに、その旅館謹製の胡桃ゆべしも頼んでおきました(爆)

ちゃんと、両方とも買ってきてくれて、嬉しいおみやげとなりました♪
ご馳走様です〜m(_ _)m

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