ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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記念旅行二日目。
お天気は少し薄雲が広がっている感じ。
お宿の朝ご飯はバイキング形式。
それでも地元産の食材を揃えてある上に、その場で作ってくれるものもあって、美味しくいただくことが出来ました。
食後にまたお風呂を楽しんでから、チェックアウト。
石段街をしばらく散策したい旨お宿のフロントに伝えると、車を駐車場でそのまま預かってくれる事になりました。
今日はまず上りから。途中横道に入り、ネットでチェックして気になっていた「横手館」を見物(写真左)
なんでも、大正時代に造られた総桧、つまり木造で4階建て。なかなか趣のある美しい旅館でした。 今度は泊まってみたいなあ……
石段街に戻り伊香保神社手前の細道に入るあたりで、街を見下ろします(写真右)
左手に見える「六左衛門の湯」というのが今回泊まったお宿の離れの湯。
その下に、夕べお酒を買った酒屋さんが見えます。
今日は薄曇りなので、その奥にうっすらとしか山並みが見えませんが、昨日お宿から眺めた時は、なかなかの景色でした。
伊香保神社にお参りしたあと、その裏手から伊香保の源泉に通じる道へと入ります。
流石に平日。ひとは少なく、のんびりと散策といった感じに。
源泉手前には、温泉源泉の飲水所がありました(写真左)
えーー、お味は、私はハッキリ言って好みぢゃなかったです。
なんか、顔の中央に顔のパーツが寄ってしまうようなお味(^_^;) でした。酸っぱ苦いっていうのかな。なんとも。
身体に良いと言われても、ちょっと私は遠慮したいです。旦那さまは平気なようでしたけどね。
飲水所がある道を更に奥に進むと露天風呂があります。さすがにお宿でお風呂に入ってからチェックアウトしたので、ここでの入浴は省きました。
来た道を途中から変えて石段街へ戻り、一番下まで下ります。
下りきった左側には関所跡がありました。 伊香保に関所があったなんて全然知りませんでした。
どうやら湯治客には女性も多かったこともあって「入り鉄砲に出女」ということで、関所が設けられていたようです。
その関所跡と道を挟んだ反対側に、旧ハワイ王国駐日代理公使 ロバート・W・アルウィン別邸があります(写真右)
明治時代の政府高官で「ハワイ移民の父」と呼ばれた方だそうです。
昭和60年に日本からのハワイ移民100周年を記念して、史跡指定されたそうで、蒸し暑い日本の夏を避けるために求めた別荘なのだそうです。
いろいろな資料や、使っていた道具類など展示されていて、なかなか趣深かったです。
アルウィン別邸を離れ、石段街の中のお茶屋さんでひと息。
お宿に戻って車に乗り、出発です。
向かった先は榛名湖。相変わらず予定なんぞたてていないので、お宿の仲居さんにお勧めの観光地は?と訊いて、目指すことにしました。
榛名湖に向かう途中の展望台でひと休み。上段左の写真がその時撮った風景の中の一枚です。
薄曇りだったので、昨日はくっきりと見えた山並みが霞んでいました。遠くに見える雪山は、三国峠、苗場山のあたりです。
榛名湖は、周囲をぐるりとドライブ。別荘地もあるようで、閑静な感じでした。湖には定番の白鳥のボートとかあったのですが、特に車からは降りず、そろそろ昼時になっていたので、名物の水沢うどんを食べるために、来た道を戻りました。
伊香保の温背街を過ぎて、水沢観世音近辺にある水沢うどんのお店を目指します。
どこのお店が良い……というのはしっかり確認してなかったのですが、名前を聞いたことがあるお店にしてみました。
「田丸屋」というお店です(写真上段右)
正面から見ると、田舎によくある感じなのですが、中に入ってみると、なかなか奥行きがあって広く、また調度にも凝っていて、外観だけではわからない、趣のある和風で豪奢な造りになっておりました。
ふたりとも、天麩羅付きのざるうどんを注文。つゆだけ2種類あるので、それぞれ別の物を頼みました。
下段左の写真が醤油のつゆ、下段右の写真が胡麻のつゆです。
うどんは、評判に違わずシコシコモチモチツルツルで美味しかったです。天麩羅も揚げ案配が良くて、サクサクで素材を生かしている感じ。
ただ、肝心のつゆが……(^_^;) 醤油は少ししょっぱくて、胡麻は物足りない感じ。ちょっとだけ残念でした。
おみやげを購入したので、家でつゆを自作して楽しみたいと思います。
お昼を食べたら帰路につきます。
行きは高速を使って来たのですが、帰りはのんびりと下道で帰ろうと言うことになりました。
ナビ様の言う通り~♪ とナビ任せの帰路です。
今年は桜の開花は早かったのですが、花冷えで花持ちが良かったのと、東京に比べれば北を通る帰路。
どこかで桜が見られたらいいなあと思っておりました。
もちろん、道々、凛と立つ桜は見られるだろうと思ったのですが、たぶん帰路で埼玉を通るだろうと。
ならば、前から見たいと思っていた桜並木と菜の花が見られないかなあと、ぼんやりと思っておりました。
というのも、正確な地名とか場所とか、全然知らなくて、ただ映画の撮影で使われたりする場所で、土手が桜並木、一段低い場所が菜の花畑。
その桜色と黄色のコントラストだけを覚えていたぐらいだったのです。
そんな曖昧な記憶でしたが、橋を渡りしな、土手の桜並木とかすかに菜の花の黄色が見えた気がしました。
え? もしかして? と思って見回すと「幸手桜まつり 菜の花と桜」云々と書かれた看板が目に入って来ました♪
もしかしたら、いや間違いなくここがあの行ってみたいと思っていた桜並木だろうと、旦那さまにお願いして、立ち寄ってもらいました。
幸手市 権現堂公園(幸手桜堤)が正式な名前のようです。いやあ、念願が叶いました。
写真の上手い下手は置いておいてもらって(^_^;) 自分の目、二眼レフには、鮮烈でそれでいてどこか儚げな桜色と菜の花のコントラストが焼き付けられました。
土手、堤の上は本当に桜の回廊(写真上段左) 桜の花が屋根のように、左右から覆い被さり頭上を埋めていました。
土手から一段下の菜の花畑に降りる道がいくつかあって、そこから菜の花畑に降り、振り返って菜の花と桜を見た時の美しさには感動しました。
いやあ、下道で帰って良かった。まだ陽のある内にここにたどり着けて良かった。
温泉も、もちろん楽しんだのですが、結婚記念20周年の日に、とても思い出に残る風景を見ることが出来ました。
本当にため息が出るほど美しかったです。
しばし桜を楽しみ菜の花を愛で、ぶらりぶらりと散歩を楽しんでから、また帰路につきました。また機会があったら、ぜひ来てみたい場所です。
ナビ様の言う通り~♪ を、途中わかる地名が出てきたあたりで、ブッ千切って陽が落ちきったくらいで帰宅。
楽しい記念旅行でありました。
今回おみやげとして買ってきたのは、写真の品々。
どれも自宅用です(^_^;)
写真上段左は、いわゆる温泉バッグ。
実は前々から欲しいなあと思っていたのですが、気に入ったデザインがなかったのです。
機能的な面は、どれも似たり寄ったりなので、せめて柄は好きな物がいいなあと。
今回泊まったお宿のおみやげ売り場で、この品に出会いました。
ちょっとレトロな色遣いとバラ、その上スマートな黒猫が……と、まさしく私好み(^_^;)
迷わずお買い上げです。
写真上段右は、お香立て。眠たそうな猫の顔に惹かれました(笑)
お香立ては、それなり数あるんですけどね(^_^;)
下段は、石段街の写真にも写っている酒屋で買った地酒。
永井酒造(株)で造られているお酒で、昭和中期まであった特級酒というランクのお酒を復刻したものだそうです。
下段の残りの写真は、温泉源泉に向かう途中にあった佃煮屋さんで購入した7種入りの佃煮。
さっそくいただいたのですが、最近よくある甘い味付けではなくて、昔のしょっぱい佃煮。
お店の方が、お茶漬けに向いているというのに、頷ける味でした。もちろん、お茶漬けでいただきましたが、美味しかったです♪
他に写真は取り忘れたのですが、水沢うどんのおみやげセットも買ってきました。
おみやげ含めて、良い記念旅行となりました。