ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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昨日雨の中、レイトの時間とレディースデイを重ね合わせて、「SPIRIT」を観てきました。
主演はリー・リンチェイと中村獅童。
旦那様の評価は、「アクション映画としては物足らなく、英雄伝説としては今一つ」と言う事でしたが、
私としては、リンチェイの描きたかった「武道」の世界がきちんと描けていた映画だと思えました。
実在の人物、霍元甲(フォ・ユァンジャ)の一生を描いた作品です。
TVCMや劇場予告を見た限りでは、「天下一武道会」かい? ってな感じだったのですが、それは作品のほんの一部のシーン(ただし、重要なシーン)であり、そのほとんどが霍元甲の生涯と「武」に対する姿勢が描かれた作品でありました。
これで、リー・リンチェイは、中国の近代英雄伝説として扱われる武道家をほとんど演じたことになります。
黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)、こちらも実在の人物。「鉄線拳」「五形拳」「十字拳」など独自の拳法を創出した人で、特に「無影脚」と言う技有名です。
リンチェイの作品としては、「ワンス・アポン・ア・タイム」シリーズが該当します。
(他に有名どころだと、ジャッキー・チェンの映画「酔拳」1・2が黄飛鴻です)
方世玉(フォン・サイヨ)、こちらは実在の人物とも架空の人物とも言われている人です。
作品は、「格闘飛龍 方世玉」と、「電光飛龍 方世玉2」です。
方世玉は、中国本土では、数々の作品があって、数え上げるときりがないかなあ……
洪煕官(ハン・カーロー)、実在の人物で南派少林拳の洪家拳の祖に当たる人です。
作品は「新・少林寺伝説」です。
ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」をリメイクした作品「フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳」という作品の主人公、陳真。
ブルース・リーが「師父(しーふー)」と叫ぶ相手は、霍元甲であります。霍元甲も陳真の復讐譚も数多く映画化されておりまする。
私が知っている範囲は、これくらいなのですが、今回の「SPIRIT」、現在42歳のリンチェイが享年42歳の霍元甲を、その歳に演じたあたりにも意味を感じております。
ブルース・リーの映画でも使われていますが、霍元甲が日本人によって暗殺(毒殺)されたというエピソードは使い回されている話で、今回も毒殺という手法は取られているものの、中村獅童演じる高潔の日本人武道家との交流に重きを置いている当たりにも、リンチェイの「武」に対する精神が現れているような気がします。
単なる霍元甲英雄伝説の映画化では終わっていない。と、言うのが私の感想なんです。
確かに、アクション映画として見たなら物足りないものがあるとは思うのですが、武術映画としてみるならば、その精神性も含めて質の高い作品だと私には思えます。
中村獅童、好きな役者の一人なのでありますが、頑張っています。ちゃんと中国語も吹き替え無しで、きちんと演技しながらしゃべっております。
おまけに、武術も披露しております。腰が据わっているから、刀を持っても様になるんですなあ。これが。さすが、歌舞伎役者……もちろん、武術家としての精神性の高さも見せてくれております。
私としては、結構お薦めできる作品です。
(旦那様はいらないって言いそうだけど、私はDVD買うつもりです)
アジエンスに変えたばかりです。価格以上の仕上がりに満足中。シャンプーって変えた時はいいって思うけどすぐに慣れてしまう感じがします。
アジエンスは、発売当初から使っています。まあまあ満足。でも、今回のお試し中のは、値段なりの満足な仕上がり。これで値段がお手頃なら……と思う次第。で、昔大島椿のシャンプー・リンスを使っていた時期もありまして、今回の資生堂のにも期待してるんですわ。大島椿はシャンプーはあっても、コンディショナーが手に入りにくくてねえ……