ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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本日はヴァレンタインデー。ご多分に漏れず、しっかりイベントとして楽しみます。
今年はディナーのメインの料理にもチョコレートを使ってみました。
愛読しているハヤカワミステリ文庫のリリー・J・ブラウン著のシャム猫ココシリーズ。
つい先月、そのシリーズの中に出てくる数々の料理のレシピと訳者が実際に再現して作りミステリマガジンに連載されていたものが、まとめて単行本として出版されました。
「猫はキッチンで奮闘する」(アイコン参照)という本です。
その中で一番最初に紹介されていた料理でチョコレートが使われているので、ヴァレンタインデーにちょうどいいかも、と思い作ってみました。
【材料】3人分:実際には2人分に計算し直して作成。
・鶏胸肉 3枚
・バター 大さじ2杯+大さじ2杯
・サラダオイル 少々(オリーブオイルを私は使用)
・小麦粉 小さじ4杯+鶏肉にまぶす分 適量
・シナモン 小さじ1/2杯
・チキンスープ 400cc
・無糖チョコレート 20cc
・タマネギみじん切り 1/2カップ
・ニンジンみじん切り 2/3カップ
・レーズン 1/4カップ
・アーモンドスライス 少々
【手順】
1.鶏胸肉に小麦粉をたっぷりとまぶし、サラダオイルとバター大さじ2杯を合わせたフラインパンで、シッカリと焼き色がつくまで焼く。
2.焼き色がついたら塩胡椒をして(なるべくしっかり味付けするべし)耐熱容器に取り出す。
3.フライパンの肉汁に、小麦粉、シナモンを入れてよく混ぜてから、チキンスープを数回にわけて入れ、ダマにならないようにのばす。
4.3を弱火でとろみがつくまで煮てから、バター大さじ2、湯煎した無糖チョコレート、タマネギ、ニンジン、レーズンを加えて、軽く混ぜ合わせる。
5.4のソースを耐熱容器の鶏胸肉にかけ、250度に予熱したオーブンで20分ほど焼き上げる。
6.焼き上がったら、仕上げにスライスアーモンドを表面にちらす。
【感想】
確かに、神秘的というお味でした(笑) シナモンがきいているせいもあるのかなあ〜と思います。
ベルギーあたりで、どの料理にもチョコレートを使ったフルコースというのがあるそうですが、なかなかチョコレートを料理に、メインの肉料理に使うという発想がなかったので、面白い経験になりました。
チョコレートといっても、無糖のものを使っているので、甘さはないのですが、一緒にソースに加えた野菜やレーズンから甘みが出るので、ほの甘いソースになります。
ちょっと失敗したのは、塩が薄かった。もともと塩味をそれほど濃くしないほうなので、いつもの感じで塩をふったら、若干ソースに負けてしまいました。
ディナーとてしては、上記のメインの料理の他にベビーリーフのサラダを用意。
そしてワインとケーキも用意して、ヴァレンタインディナーといたしました。
ケーキは先日焼いておいたビター・チョコラータに、粉砂糖でお化粧をほどこしました。
一晩寝かしたので、なかなかどっしりとした食感の、でも甘すぎないチョコレートケーキとして仕上がりました。
甘みの少ない生クリームを添えてもいい感じかと思います。
半分は残ったので、後日には生クリームを添えて楽しもうと思っています。
ヴァレンタインデーとしてはチョコレートがメインなわけですが、ふと目について可愛かったので、プレゼントも用意しました。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の主人公、ジャックをモチーフにした靴下のセットです。
店頭でみて一目惚れ(笑)
ジャックの顔が総柄になっているものと、ワンポイントの刺繍になっているものと、その2種類の組み合わせの靴下のセットです。
喜んでもらえたようで、なかなか良いヴァレンタインディナーとなりました。