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ほえほえ日記

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2009-10-24-Sat 曇り時々晴れの土曜日 [長年日記]

京都へ

はっこう弁当中身はっこう弁当今日は京都へと向かいました。

2月に亡くなった義母の法事で、宗派の本山である東本願寺で、須弥壇収骨(しゅみだんしゅうこつ)をするためです。

10時に開始なので、こちらを始発で出発しました。
おとな中身おとな
朝食代わりに東京駅でお弁当を購入しました。
上段が私が食べた「JTB時刻表 祝1000号 はっこう(発行/発酵)弁当」です。
なんだから長ったらしい名前ですが、要は、記念弁当。
1000号発行記念の「はっこう」に掛けて、発酵食品が満載のお弁当でした。
なかなか美味しかったです。

下段が旦那様が食べた二段重になった「大人の休日倶楽部 弁当」です。
なかなか豪勢なおかず満載。秋らしく松茸ご飯だったりして、こちらも中々美味しかったそうです。

東本願寺にて

 おとき3おとき2おとき1
須弥壇収骨の受付だけで、相当時間を食いました。

予想を上回るひとが、受付をする建物の中にいらっしゃいました。
京都は好天で、人いきれも手伝って、室内は暑いぐらいでした。

受付を済ませ、名前を呼ばれ、室内の一箇所に数十人単位で集められ、移動します。
お寺のあちらこちらを廻りながら、収骨される場所を見学するためです。

東本願寺や西本願寺は、修学旅行や個人旅行で訪れたことがありますが、流石に本堂の裏手までは観光客では見ることはかないません。
門徒だけの特権というかなんというか、滅多に見られない光景を見せていただきました。

見学の後は、本堂に一同集まり、読経のの後、名前を呼ばれた順に焼香します。焼香が終わったら、収骨の法事としては終了となります。

その後は、予約をしていたお斎(おとき)をいただきに、更に別の場所に一度集合してから、寺院の更に裏手への移動となりました。

案内された場所は、正面に能舞台らしきものが見える部屋でした。
写真がそのお斎の膳です。説法が書かれた紙が上に掛けられていて、真ん中と右がその紙を除けた状態。
この後に、ご飯とか汁物が運ばれてきました。
当然ですが、精進料理。京都らしい味付けで、素材の味を大切にしていて、とても美味しかったです。
なかなか私にとっては貴重な体験でありました。

奈良へ

正倉院展無事に法事を済ませることが出来たので、早速移動。
今晩泊まる予定のお宿に電話をしたら、まだチェックインの時間には早かったのですが、荷物を預かっていただけるとの事でお願いして、私たちは、奈良へと出発しました。

目的は、本日から開催されている「正倉院展」を観るためです。
ずっと前から、毎年観たい観たいと思っていた展覧会、ようやく願いが叶いました。

初日なので、混むことを覚悟して臨んだのですが……
ちょうど時間帯が良かったのか、団体客とおぼしき集団がまったくおらず、全然混んでなかったのです。
実にゆっくりじっくり、3時間近くも掛けて、ひとつひとつ足を止め、つぶさに展示物を観て回ることが出来ました。
いやあ、眼福。目の保養をたっぷりさせていただきました。
毎年展示物が違うので、出来れば毎年来たいところですが、なかなか難しいでしょうなあ……

写真の図録を購入して出た後、団体さんのバスが到着していました。
いや、ほんと、絶好のタイミングだったようです。

駅近くまで歩き、喫茶店でひと息入れてから、おみやげを買って、京都へと戻りました。

泊まるお宿は駅の目の前で、朝食はついているものの、晩ご飯は無いので、駅ビルの中の京都おばんさいのお店でお酒を呑みながらの晩ご飯。 こちらのお店、なかなか美味しかったです。
こうして、京都初日は終わりました。

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