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ほえほえ日記

〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜

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2008-01-25-Fri 冷え込んだ金曜日(旧暦:12月18日) [長年日記]

大ロボット博

大ロボット博今月の4日、あまりの混みっぷりに断念した「大ロボット博」に、あらためて今日、行ってきました。
ずいぶんと冷え込みましたが、しっかり防寒して出掛けました。

さすがに、平日の午前中。今回は入場を待っている人の列もなく、すんなりと入ることが出来ました。

エスカレーターを降りていくと、正面にはモニターがあり、降りてくるひとを写し出しています。
最後の一歩、到着の手前で、誰も彼も、一瞬アトムになれます(笑)
顔認識という手法なんでしょうね。
それぞれの人の顔の位置をしっかり補足して、ずれることなくアトムにしてくれました(笑)

チケットを渡して入ると、まずはロボットおもちゃがずら〜り。
懐かしい角張ったブリキのおもちゃから始まります。
その枠の中にブリキの鉄人28号と、年代ごとの鉄人28号がいっぱいおりました。
そして、超合金やら可変するロボットや、懐かしい巨大ロボットのおもちゃが並んでいます。
個人的にはゲッターやザンボット、コンバトラーあたりがヒット(笑)
マジンガーZロボットおもちゃ
ダイターンがなかったのが残念(爆)

中段左の写真が、そのおもちゃロボット群のブースの一番最後の枠です。

そのあとは、歴代のガンダム、ガンプラがいっぱい並んでおりました。

そこを通り過ぎると広場になり、さまざまなエリアごとに、ロボットが並んでいます。

パソコン(すんごく古いNECの、たぶん88ぐらい)で制御された自動演奏のピアノ。
H.A.R.HRP-2大きなからくりの山車。茶運び人形なんかの日本の昔からのからくり。
押井守監督が演出した、2005年の地球博でも展示されていた巨大なロボット。
いくつかは、その動く様子を時間ごとに見せてくれたりしました。

ロボット・スタジアムのエリアには、さまざまな実用的なロボットが並んでしました。
その中に1/10スケールで作られた「マジンガーZ」がおりましたよ(笑)(写真中段右)

写真3段目左は、川田工業㈱と産業技術総合研究所が開発した「HRP-2」というロボット。
人間との共同作業を目的として作られたもので、動いている映像をみると、人間と一緒に物を運んだりしていました。
このロボットのデザインは「機動警察パトレイバー」の出渕裕氏
ご本人曰く、「腕や足などは組み込む機械などで制約が大きいため頭部に遊び心を加えた」そうで、結果、「(パトレイバーの)イングラムに近くなってしまった」んだそうです(笑)
この姿で動く映像は、なんとなく実写版って感じでしたよ(苦笑)

写真3段目右は、つくばで開発中のヒューマンアシストロボット「H.A.R.」です。
人間の身体に装着して、力仕事や介護の仕事など、筋力を必要とする作業を補助してくれるロボット。
TVなどでも度々紹介されていますが、そのとき見たのは白いタイプ。でも、今回展示されていたのは赤いタイプ。思わず「シャア専用……?」なんてつぶやいてしまいましたよ(爆)
ASIMOASIMO
他にも、工場の作業ロボットや、被災地で活躍しそうなロボット。さまざまなロボットが展示されていました。
実際に動いているのが少なかったのが残念。動いている状況は、映像紹介が多かったです。
もう少し実演の機会と種類が多いとよかったのにねえと思いました。

場所を少し移動して、第2会場へ。ここはすべてHONDAのASIMOでいっぱいでした。
歴代のASIMOくんが並んでいますし、最新のASIMOくんもいろいろ案内してくれます。
特別ステージがあって、1時間に2回、ASIMOくんのショーも楽しめます。
4日に来たときは、このショーを見るためだけに、別の入場用の列が外に出来ておりました。
でも、今回はすんなり見ることが出来ました。
ASIMOくんの動きには本当にびっくり。
わかってはいたけれど、目の当たりにすると感心しきり。とっても楽しむことができました。

ショーを見て、大ロボット博は終わり。稼働している物が少なく、展示が主ではありましたが、なかなか楽しめました。

お昼ご飯 「過門香」上野バンブーガーデン店

麻婆豆腐五目あんかけ固焼きそばお昼をだいぶん回ってしまっていたので、ご飯を食べようと町中へ。
でも、次ぎに見たい物があって移動しなければならないので、あまり駅から離れるのはやだなあと。

と言うわけで、前からあるのは知っていたけれど入ったことがなかった、駅前の「過門香(かもんか)」という中華料理のお店に入りました。
ランチタイムになんとか間に合う時間だったので、ランチセットをそれぞれたのみました。

私が食べたのは「あんかけ固焼きそば」(写真左)、旦那さまは「重慶式麻婆豆腐セット」(写真右)
なかなか、どちらも美味しかったです。お値段を考えてもリーズナブル。また利用したいと思います。

江戸東京博物館 「北斎展」「北斎漫画展」

北斎お昼を食べてから、両国へと移動。
目的は江戸東京博物館で催されている特別展示「北斎展」です。
博物館について、常設展示の中の展示コーナーで、この目的の「北斎展」とは別口で「北斎漫画展」が開催されていることを知って、しぶる旦那さまに強硬にお願いして(^_^;) 併せてみることに決定。

まずは、「北斎展」へ。
肉筆画が多く展示されているのを見たくていったのですが……
いやあ〜圧倒されました
その彩色の美しさ。丁寧で詳細な描写力に。
陰影も美しく、なによりすごいなあと思ったのは肌の質感と色合い。
美しいですわ。本当に。さすが北斎です。
享年90だそうですが、改号30回、転居93回。晩年になっても飽くなき絵への追求と探求心。
版画もその構図や描写に美しいなあと思っていたのですが、肉筆画は本当に圧巻でした。

毎度のことなのですが、相変わらずここの博物館の展示会は年齢層が高め。
毎回毎回入り口から混んでいて、しかも歩みがのろいのなんの、疲れます。
出口近くの後半になると、設置された休憩用の座席は満席近くなって、場内が空いて見やすく歩きやすくなるのは毎度のことで。
わかってはいるけれど、あまりのスローなペースに疲れました……

博物館に年齢別に入場日を設定して欲しいと提案したいぐらいです。若者(あるいは匹敵するくらいの体力があると自負するひと)の日と高年齢者の日と。
そう言いたくなるぐらい、疲れました。はい。

一息入れて、その時点で閉館まで30分ちょっとしかないような時間。
大慌てでエレベーターで常設展示室にあがり、何回も見ている常設展示には目もくれず、真っ直ぐ特別コーナー「北斎漫画展」へ。
ここでも北斎の絵への情熱を感じさせてもらえました。
人の暮らしのさまざま、動植物、架空の生き物、宗教的なもの、そしてもののけや妖怪のたぐい。幅広い分野の小さなカット絵の数々。
人の所作は簡潔な線で描かれていて、それでいてそのものを捉えきってわかりやすい。まさに、漫画の世界。
中には一筆書きや絵を描くための基礎的なとらえ方を解説した物もありました。

この「北斎漫画」全15巻なのだそうです。で、今回元の版木を使っての手刷りで復刻版が出たそうです。和綴じで全15巻、25万円也(^_^;)
うーむ。欲しい。すんごく欲しい……限定150部だそうで。うーむーうーむ。取り敢えず、申込書はもらってきました……(^_^;)

あずきカフェオレ

あずきカフェオレ閉館の音楽と案内にお尻を叩かれて、江戸東京博物館をあとにしました。
両国会話はそうしょっちゅういく場所ではないので、周辺のお店は不案内。
初場所真っ最中の国技館と柵内を歩いているお相撲さんを横目に、上野へ移動しました。

上野について、お茶でもしようと。
北斎展でとんでもなく疲れていたので、帰路につく前にひと息いれたいなあ……と。
駅前の丸井の近くの喫茶店に入りました。

初めて入ったお店なのですが、メニューを見て「え? なにこれ?」と。
あずきカフェオレ……好奇心でたのんでみました(爆)
抹茶オレやあずきオレだったら、容易に味の想像がつくのですが、あずきでカフェオレ……とは??
ウエイトレスさんが運んできたとき「よくかき混ぜてお召し上がり下さい」だって……
スプーンで底の方を混ぜてみると、出てきたのはまさしく茹で小豆(写真)
おそるおそる飲んでみたのですが…………

予想に反してあずきの味はまったくなし。砂糖を入れてないにもかかわらず、ほの甘いという以外は、まったくのカフェオレ……
旦那さまにも試しに飲んで貰ったんですが、ふたりの意見は、「あずきがはいってますけど、何か?」「あずきが入ってますが……で?」等々(^_^;)
あずきが入っている意味も意義も見いだせない飲み物でございました。
ま、話の種にはなったんで、ええんですが……(^_^;)

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