ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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今日は曇り空。気温は10度に届かず、うすら寒い1日となりました。
さて、そんなお天気の中、お出かけしてきました。
旦那さまが見つけてきた展示会、第2弾(笑)
昨年秋口に行った「童画家 東山魁夷の世界」と、同様に、駅のポスターで知ったそうで、佐倉市立美術館まで、「山川惣治展」を観に行ってきました。
裏道を通って、1時間弱で到着。
なかなか趣のある建物です(写真上段左) なんでも、旧川崎銀行佐倉支店の大正時代の建物で、県指定の有形文化財なんだそうです。
屋根の上に見える丸い窓。こちらが、展示会場で建物内は繋がっています。こちらは近代的な造りで、地下2階地上5階あるそうです。
大正時代の建物の入り口から入ってすぐ、昭和初期の街の一角を再現した展示がありました(写真上段真ん中・右)
小さな展示ではありますが、ぎゅっと凝縮されていて、なかなか良い感じです。
この展示の中にも、「紙芝居」がありますが、本日は特別に「再現! 街頭紙芝居」という催しが予定されていました。
大正時代の建物を通り過ぎ、奥の建物へと入ります。
ちょうど、時間的に前述の催しの開催時間で、ホールにひとが集まっておりました。
子供たちは、靴を脱いで紙芝居の前に敷かれたブルーシートに仲良く座っています。
お金ではなく、引き換えチケットで、みんなべっこう飴を、紙芝居のおじさんからもらっておりました。(大人だって、欲しいぞ(笑)
おじさんのかけ声で視線が集まり、紙芝居が始まりました。
流ちょうな話し方、子供たちも食い入るように見つめておりました。
演目は5つ。今回の展示会、山川惣治氏の「少年王者」以外は、全て、現存する昔ながらのもののようでした。
どれも、続き物で、数枚めくると終り。「鉄の爪」は月光仮面やらスーパーマンやら、幾人ものヒーローが出てきます(笑)
黄金バットは、TV放映されたときの姿と違い、オリジナルに近い絵姿。エリザベス女王がしていたような襟飾りはしておりませんでしたが、赤と黄色の派手な縞模様のマントが素敵です(笑)
20分くらいの催しでしたが、なかなか楽しむことが出来ました。
さて、いよいよ展示室へと向かいます。写真下段左が、入り口の展示です
山川惣治というと、やはり「少年王者」や「少年ケニヤ」が有名かと。
絵物語というスタイルを確立したかたでもありますね。
1980年代に、角川映画で制作された、アニメーションの映画も、私にとっては印象深いです。
輪郭線がない映像でした。それがなんとも、柔らかなのに重厚な雰囲気を出して、楽しく観ることが出来たのを覚えています。
展示物は多岐に渡り、出版されたものや原画、そして精密な動物画、年代も多岐に渡って幅広く展示されておりました。
心惹かれたのは、動物たちの細密画です。鉛筆やボールペンを使って描かれているのですが、表情が美しい。
特に大型のネコ科の動物が美しかったです。
晩年を佐倉市で過ごされたそうで、その縁も有っての今回の展示会とのことです。会期は3月22日まで。
機会があるようでしたら、ぜひ足をお運びくださいませ。
写真下段右は、左からチラシとチケットの半券、そして図録です。
美術館を出て、ぶらりと街へ出かけました。
観光協会でチラシをいただき、その道すがら、おみやげを購入しました。
お茶屋の老舗で見つけました。
なんでも、「アド街」でも紹介された商品だとか。
食べてみた感想としては、最初はニンニクらしさは感じず、柔らかめのグミが中に入ったチョコレートといった感じ。
味そのものは美味しいです。
最後の最後になって、ニンニクの風味がプワンと現われます。 珍味っぽいとも言えなく無いけれど、まずくはないです。
まあ、物は試しって感じで買ってみるがよろしいかと思います(笑)