ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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一部では既に知られていて、検索をかけてみたら結構な数がヒットしたのですが……
どうやらお隣の国、中国にあるサファリパークではお客様が代金を支払って、生きた餌をお客様の目の前で、パークに放してある虎やライオンに与えているそうなんです。
生きた餌ってのが、いろいろあって、ニワトリ、羊、牛……だそうで。
実際に夕方ニュース番組で流れていた映像では、トラックで運ばれてきた牛が、ライオンたちの群の中に、強制的に下ろされておりました。
一方、サファリバスの中にはニワトリもいて、それでサファリバス近くまでおびき寄せ、その後バスからニワトリを外へ放り出す……という映像も。
サファリバスのお客様たちは、スナック菓子とおぼしきものをしきりに食べながら、笑顔できゃあきゃあと大人も子供も喜んでいました。
で、思ったこと。さすが、中国だ……
昔から香港映画が好きでよく見ていたのですが、その中でこれから料理というシーンで、仔羊が反りかえった刀で殺され、その血まみれになった子羊が地面にごろんと横たわっているという映像が映し出されていたことがありました。
これが日本映画だったら、おとなしい子羊を横たえて、そこに血糊。もしくは合成の血だろうなあと思えるのですが……
中国映画だから、これは実写で、実際に殺していて、撮影終わったあとにはみんなで食べたんぢゃないかな……と思ってしまった次第。
別に今回のニュースが残酷だとかいうつもりはないんですよ。
実際に、自分達が食べている、世の中に出回っているお肉は、自分ではない他の誰かが命を絶ってくれているというだけの話で、動物たちは自分達の本能のままに、餌の立場になったものを狩っているだけの話ですから。
だから、今回のニュースも、確かに日本人のふつーの感覚からすれば残酷なことに写るのかもしれませんが、要はわざわざ人間がさばいて肉として与えなくても、自分達でしとめて食べさせればいいし、おまけにその生き餌代をお客様が出してくれて、しかも喜んでくれるんなら一石二鳥ぢゃないか!
ぐらいの発想ではないかと思うのです。
このニュース、現場にいた英国人が英国の動物愛護団体に映像を持ち込んで訴えたとかって話で、検索してみたら中国政府の回答として『お客の前では生き餌を与えないようにする』ってなことになったらしいとか。
別に生き餌を与えることを非難してるわけではありません<私
子供に見せるものではないというような、内容の検索結果なんかもありましたが、それは人それぞれだと思います。
動物たちの本能的な行動を、食事の風景を見せているわけで、生き餌かさばいた肉かの違いはあっても、日本のサファリパークでもやっていることです。
それを子供に見せたいのか見せたくないのかは、親の考え方次第ですからね。
私が、唯一懸念するのは、その生き餌は安全なものなのかということ。
ちゃんと検査をして健康である、病気も持っていないとわかった上で与えているのかなあと。
自然の中でだったら、弱った動物に狙いをつけて食べることはままあることですが、飼育している動物なのですし、与えられるものを食べるしかないのですから、その点は気を付けて欲しいなあと思うのです。
それに、生き餌だと万遍なくは食事として行き渡らないのではないかしらんということ。
たぶん、どっちも考えられていないような気がします。偏見でしょうかねえ……(^_^;)
発想が人によって違うねぇ。うん。私は「病気のえさ」という発想は読むまで浮かばなかった。<br>生餌でもえさ、でもきっと万遍なく・・は無理でしょうね。<br>野生の生き物ってそんなものだとは思います。<br><br>きっと、ライオンにとっては、「自然のやり方」なので、<br>日本のサファリにつれてこられるよりは刺激的な人生(?)なのかな?と。<br><br>見せる見せないは別としても、野生の動物はそういう風に栄養を取って生きている。事を知るのは大事なことだとは思いますね。子ども達。そういう類のテレビ、今あんまりないですね〜・・・(子供のころよく見ていたくち)
>MEE<br> 私は常に他の命をもらって生きているんだと思っているんです。特に「食」に関しては。<br> お野菜だってお肉だって魚だって全てに命はあると思っているので、人間だけに限らず、他の命を取り込むことによって、生きることができているのだと。<br> だから、食べ物には感謝する心を忘れてはいけないなあと思うのですわ。<br> だから今回のニュース、残酷だとは思わないのです。その光景を見せ物にしていることに対しての是非はあったとしてもね。<br> 野生の動物のドキュメンタリー、そいういえば最近は少ないかもね。命への感謝も含めて、そういう番組って必要ではないのかなあと私は思うけれど……<br> 捕食シーンを見て残酷だと思うのは、人間のおごりのような気がするのですわ。