ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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もう少し北の方では、雪のようですが、ここらへんは、雨でした。
(今年は全然雪を見ていません)
さて、そんな天気でしたが、今日が最終上映日ということで、見よう観ようと言っていた映画「シャッフル」を観に行ってきました。
サンドラ・ブロック主演。1週間の曜日が、彼女にとってばらばらにやってくるという不可思議な現象が起こる映画。
夫が突然の交通事故死。その訃報を受けた日から始まります。
でも、翌日ベッドで目覚めると、夫のジムはシャワーを浴びている。当然生きている。
でも、そのまた翌日には、夫は死んでいて……と。
映像の中の風景、家の中もどこにもカレンダーが存在しないのがすごい。
当然のごとく、主人公が今日は何日だっけ? とか何曜日だっけ? なんて、ふつうに暮らしていればするであろう行動が存在しないのです。
それでも、ようやくおかしいと感じた主人公は、メモを書くことで、自分にとって1週間が、曜日がバラバラにやってきていることに気付くという。
ただ、その周囲のひとにとっては、曜日は順番に月火水……とやってくるので、主人公の行動がとても奇異に映ってしまう。
いったいどういう理由で、そんな現象が起きたかについては、いっさい説明が無いのですわ。
それでも、その順番で曜日が過ぎることが、彼女にとってはとても重要な意味合いを持って来るという。
なかなか不思議な感覚の映画でした。
キャッチコピーが「並び替えられた1週間――その謎を解けば、運命は変わる」というのですが……
実際には、起こった運命的な出来事は変わらない。夫が事故死という事実は変わらず、変わるのは彼女の心のありよう。
というのが、この映画のキモのようです。なかなか面白い仕立ての映画でした。結構お薦め。