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ほえほえ日記

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2006-10-11-Wed 天気下り坂の水曜日 [長年日記]

FOXプレミアム試写会 「トリスタンとイゾルデ」

トリスタンとイゾルデ前回の「サンキュー スモーキング」に引き続き、試写会に当たったので、シアターアップルまで、出掛けてきました。
今回は、女性限定との事なので、友人と待ち合わせて、行ってきました。

題名からもわかるように、ケルト神話を起源とする、有名な悲恋話「トリスタンとイゾルデ」の映画化でした。
エグゼクティブ・プロデューサーは、御大リドリー・スコット
時代設定は、5〜6世紀の英国。ローマ帝国の支配が終わり、部族、群雄割拠のいわゆる暗黒の時代と評される時期です。
ローマ帝国の進撃を受けなかった隣国アイルランドは安泰で、そのアイルランド王の策略が巡らされて……という筋立て。

ヴァーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」は、有名だと思います。その筋立てをご存じの方も多いでしょう。
今回の映画では、楽劇やその前段階12世紀頃に付け加えられた恋の媚薬というモチーフが使われおりません。
重傷を負ったトリスタンを献身に看護するうちに、恋に落ちてしまうという設定。
治療に薬草が使われているものの、媚薬ではなく、あくまで怪我治療が目的の薬草でした。
それゆえに、主君である王(育ての親でもある)を裏切ってまで、イゾルデとの恋に、密会に走る関係というのに、共感しにくかったです。
もちろん、親の、王のいいつけでの結婚とか、看護中にイゾルデが本当の名前を告げていなかったとか、媚薬に変わるモチーフが用意されてはいるのですが、媚薬による強制的な恋仲という設定と比べると、ちょっと悲恋、苦しい恋という色合いが薄まってしまっている気がします。
ただ、ヨーロッパ中世の騎士道精神に見られる、契約による忠誠よりは、どちらかというと日本の忠誠、武士道に通じる騎士道精神が強調されていたのは、良かったと思います。

トリスタンを演じるのはジェームズ・フランコ。映画「スパイダーマン」で、主人公の友人役、グリーンゴブリンの息子を演じた役者さんです。
どっかで見た顔だよなあ〜と思いつつ、試写会後のスタッフとの懇親会でスタッフさんと話していて気が付いた次第(^_^;)
いや、上映中から、このひとって、伊藤英明に似てるよなあ〜と(^_^;)
今回、役柄もあって、相当身体を鍛えたようで、余計に「海猿」の伊藤英明とかぶってしまいました(^_^;)
スパイダーマンを見たときにも、似てるなあ〜とは、思ったのですが、当時の細い線に比べて、格段に身体を作り上げていたので、気が付きませんでした(^_^;)
恋仲に苦悩する眉間の縦皺は、なかなか美しかったです(笑)

かたや、ヒロイン、イゾルデを演じるのはソフィア・マイルズ。「フロム・ヘル」や「アンダー・ワールド」に出演なさっていたそうで……
トリスタンとの恋に苦悩するのに、きちんと夫マルク王にも笑顔を見せるという、ある意味「女の現実性」をきちんと演じられていたと思います。

木製の城から石造りの城へ、薄暗い英国の空気感。そういう舞台、設定の雰囲気はとてもよく出ていると思いました。
戦闘シーン、武具、無骨な当時の武器、これもとてもよく出来ていると思いました。

全体的に良くできている映画なのですが、肝心の悲恋感が薄かったです。ちょっとそういう意味では残念だと思いました。

一昨日の晩ご飯

落花生入りご飯大もり蕎麦冬季限定きのこ蕎麦









一昨日の外食を今更、自分のメモ用に記録(^_^;)
軽くお蕎麦でも、という話で、以前にも出掛けた事がある落花亭に、出掛けてきました。
写真は、左から冬季限定のはずなのに、もう涕泣されていた「きのこ蕎麦」。私が注文。
シイタケだけは、甘く煮付けてあっりました。なかなか美味しいかったです。
真ん中は、旦那さまが食べた「大もり蕎麦」
ここのお蕎麦、美味しいんです。ちょっと寒くなかったら、冷たいお蕎麦の方が、本当はお薦めです。
右が「落花生ご飯」中サイズ。ふたりで分けて食べました。
新豆なのか、落花生が柔らかくて、ふたを開けた途端、ぷわんと良い香りが。
供されている蕎麦ふりかけをかけて食べるのですが、こちらもとっても美味しいのでした。
帰りに隣のお店いしじまで、お気に入りの「黒豆の味噌ピー」とスプレッドの「ゴマピー」を買って帰りました。

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