ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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夏だと言うのに、みんな盆休みだと言うのに、日本のほとんどで雨模様のようです。
ここらもざんざか時折強く降っています。洗濯したいのだけど、気が乗らない。部屋干し出来るんだけどね。明日は洗おうっと。
昨晩NHKで、カラーで見る戦争前後の日本の様子が紹介されておりました。
戦前戦後と言えば、モノクロの画像が中心。動画にしても写真にしても滅多にカラー写真にお目に掛かる事はありませんでした。
それだけに、どうも実感がわかないのです。悲惨な状況でも、酷い光景でも、どこか遠くの風景。その凄惨さが伝わらない感覚がありました。
凄惨さを和らげる為のモノクロなのかもしれません。もちろん、国産カラーフィルムが無かったという状況もあるのでしょうが。
今回紹介されたのは、忘れ去られていた物や、保存されていたけど公開されていなかったものなど。
戦前の日本の風景は鮮やかでした。和服姿の美しさ。緑との調和。街にあふれる色。その色が戦争が近づくにつれて失われていくさまも、ちゃんと現実味が伴えました。
今まで、戦争の写真を見ても、酷いなぁとは思いつつも、どこか遠い国の出来事のように感じていた自分がいたのですが、今回の映像は、見ていて涙が出そうになりました。
出兵していく様子。銃後のまもりになった女性たち。バンザイクリフから飛び降りる女性。波間にうつぶせで浮かぶ人間の体。。。どれもが戦争の悲惨さをこれでもかとばかりに見せ付けてくるんです。
カラーになって、カラーの映像を見て、ようやく58年前に戦争があったんだという実感がわきました。
今日は終戦記念日なんですね。
お仕事の打ち上げで千葉の成東に行っています。今日は、そこで宴会。帰ってきません。
私もお誘いを受けたのですが、体調が悪いので辞退しました。のんびり過ごす予定です。
20時近くに電話がありました。一泊2日ぢゃなくて、二泊三日になったそうです。その間車は使えず、不便。買い物にも行けないな。。。お墓参りをしたかったのだけど、それも無理そう。
大丈夫かなぁ?なんて電話で言っていたけど、もお既に車を持っていってしまっているし、もって帰ってくれって言えば持って帰れる状況なんだろうか?
聞く以前の問題のような気がするんだけどねぇ。。。
なんだかなぁ。。。。って感じです。はぁ。。。。
どこかで花火が打ちあがっている音がしています。例年夏には数回どこかで花火が打ちあがる音がしています。
近所なんだから、見に行ってみたいのだけど、結局見に行ってはいません。
年間で唯一の花火と言ったら、土浦の花火競技大会くらいのものなんです。それも、今年は場所が変わるらしいので、どうなる事やら。
今までは、川沿いだったけど、今年は霞ヶ浦の水辺になるとか。状況がわからないから、オフ出来るのかどうかもあやしいなぁ。。。
明け方3時半頃、たたきつける雨の音で目が覚めました。
雨戸にばしばしと、トタンの屋根にバタバタと、風を伴ったものすごい雨音でした。
しっかりと目覚めてからも、雨。昼過ぎまで雨。おかげで気温があがらず、快適。肌寒いくらいです。
明日からはまた晴れるようですが、少し秋めいてきそうです。
や夏休みも、今日あたりで終わりの人が多いのでしょうか?
ASHは、夕べ遅くから出かけてお仕事の真っ最中です。帰宅は明日になる予定。
ほんと、夏休みも盆休みも関係無い生活を送っております。
長い休みが取れないので、旅行にもいけない。もっとも、息子たちを連れて行くことを考えると、夏より涼しくなる秋から冬にかけてが嬉しいのですけどね。
でも、また秋は忙しいそうです。ASH。はふ。
大変だなぁ〜と思いつつも、どこかに行きたい〜!連れて行け〜!とわめく私であります。
観戦で寝不足の人も多いのでしょうか?
我が家はあんまし、夏のオリンピックは冬のオリンピックほど燃えないので、ほとんど見ていません。
せいぜい、夜のニュースで結果を見るくらい。それも、ニュース見たさにかけている中で紹介されているから情報が入ってくるってレベルです。
非国民でしょうか?(爆)
プチ多忙中の為、日記の更新が停滞しておりました。
その最中にあった、あれこれを書き留めておきたいと思います。
8月5日
思わず買ってしまいました。枝付きの枝豆。何せ、お値段が¥30−(^_^;)
元取れるのかな〜?と心配しつつも、きっちり¥30−支払い、自宅帰ってから枝からむしむしと豆サヤを切り離します。
切り離した枝豆は、これくらいの量。といってもわかりづらいですよね。
よく袋詰めで売っている枝豆の2/3くらいの量だと思います。
早速茹でで、いただきました。実がもっちりしてて、おいしかったです。夏はやっぱり、枝豆よね〜〜。
8月8日
これは旦那様のおみやげです。
函館(北海道全般?)だとわりと知られたサザエ食品。うちはもっぱら鯛焼きとおはぎでお世話になってます(^_^;)
今回は珍しく、お団子を買ってきてくれました。
多忙中で、煮え煮えになってる脳みそに、優しい甘さでございました。
やっぱり、あんこものがおいしいなぁ。サザエは。
北海道だと、お弁当とかも作っているようですけれどね。今度渡った時にでも、食べる機会があったら試してみよっと。
でも、やっぱり鯛焼きに走りそうな気がする……(爆)
8月10日
煮え煮えしてたのですが、気分転換も兼ねて、溜まっていたDVDを鑑賞しました。
ウィル・スミス主演の「I,ROBOT」です。
アシモフの作品が原作なんだけど、「ロボット三原則」と「ロボットの名前がサニー」そして、人とロボットが握手する……そのモチーフが使われているのみって感じでした。
でも、作品としては、まあまあの出来。それなりに面白かったです。
「ウインクをする」というのがひとつのキーになっていて、その為かもしれないのですけれど、ちょっとロボットのあの顔はいただけないかな……
ちょっと気持ちが悪い感じです。もう少しロボットっぽい方が私は好きです。
なんかシリコンよねぇって感じのぬめぬめ感がちょっとね……って感じ。
オチは途中、建物解体用大型ロボットが暴れた時点で見えてしまっておりましたが、まあ良しとしましょう。
その時逃げまどう猫が可愛かったです(苦笑)
進化を遂げたマシーンの世界で、古い物を愛するウィル・スミス扮する刑事の対比が面白かったです。
8月11日
朝起きて、サンルームのカーテンを開けたら……網戸にアブラゼミがへばりついておりました。
しかもその場所で「ジジジジジジ……」
だあーーっうるちゃいってば。
ガラス窓をトンと叩いたのですが、鳴き止みはしたものの、飛び去る気配は無し。
しょうがないので、放っておきました。
めざとく見つけた虫虫ハンターの次男坊くろんが、カーテンレールに乗り、のしのしと歩き片手で内側からぺしぺし。
それでもしばらくは動じないセミ。
うーん。しぶとい。早くどっか行ってよ。じゃないと、カーテンンレールがたわんじゃうよ。くろんの重みで(爆)
くろんのぺしぺし攻撃に動じなかったセミですが、庭の木で他の蝉たちが鳴きだしたら、ぴぴっっと飛んでいってくれました。
8月11日
前々から読んでみたいなと思っていた、漫画エッセイ。
カードのポイントが溜まってるよとの事で、BK-1に旦那さまが注文してくれて届きました。
煮え煮えの頭にくすりとした笑い。
とっても良い気晴らしになりました。
ちょっと前に、NHKの深夜帯の番組「英語でしゃべらナイト」に、このダーリンがゲスト出演されておりました。
生のダーリンも、やっぱり面白かったです(笑)
同国人の旦那さまでも、時々「あれ〜?」とか「おや〜?」とか思う事もあるんですから。
国籍・習慣が根本から違う国のダーリンだったら、なおさらかなぁと(笑)
3冊とも、お薦めします。
ダーリンの言語ヲタクっぷりが秀逸です(笑)
は、外食でした。
夏の大仕事の区切りがついたので、旦那さまのお誘いでお出掛けしました。
なんとなく肉がたべたい……との要望で、どうせなら行った事のないお店にしようという事で、どこがいいかとネットで探したりしたのですが……
なかなかピンとくるのがなくて。
そこでふと思い出したのが、「しゃぶしゃぶ」のお店。チェーン店だと思ったのですが、そこはどうかと提案。
結果行ってみる事になりました。
行ったのは「しゃぶしゃぶ 温野菜」です。
どうやら「牛角」と同系列のお店のようでした。
月曜日はレディースデイと言う事で、割引きになるらしいので、我が家としては珍しく食べ放題をチョイス。
しゃぶしゃぶじたいは良かったのですが……無いものが多すぎです(^_^;)
薬味の万能葱を切らしてしまいまして……に始まり、一品料理で食べたかったものは、全部無し(^_^;) おまけに、ご飯が終わってしまいまして……との事で、きしめんのみとなりました。
まあ、でもお肉は美味しかったし野菜もたっぷり取れたので、満足はしています。
「まあ、また行ってもいいかも」というレベルでした。
写真は無し(^_^;)
作ったのは簡単に、有り物でパスタ。
エノキ、シメジ、2種類のキノコとシーチキンをチーズクリームソースで合わせました。
なかなか有り物の割には美味しくできたと思っております。
今日のここらへんの気温は、37度。群馬県の館林では、40度を超えたそうです(>_<) フェーン現象と南風の相乗効果で、そのような気温になったとか。
ちなみに、一昨年ぐらいに壊れて以来、我が家の居間にはクーラーはありません。
扉ひとつでつながった旦那さまの書斎に、窓付けのクーラーがありまして、その冷気を扇風機で送り、居間のもう一台の扇風機で攪拌しているような状況。
梅雨明け以来、30度を下回る日はゼロ。今日は室温で34度。さすがに暑いです。
そりゃあ、息子たちも、だらけきるわけです。
何もして無くても、じっとりと汗ばみ、家事をしたら、汗だーだーとかきました。
天気予報によると、明日はもっと暑いとか……勘弁して欲しい(T T) それを過ぎると、ようやく少し気温が下がるそうです。
明日一日乗り切れば…………(^_^;)
梅雨明け以来、アブラゼミが元気。蝉豪雨の我が家の庭でしたが、昨日は夕刻にヒグラシが鳴き始めたのに気が付きました。
そして、今日の日中はツクツクホウシが鳴き始めました。
アキアカネとおぼしきトンボも、飛んでおります。昨日は、1匹だけでしたが、今日は数匹飛んでいるのを見かけました。
残暑厳しいですが、それでも、少しずつ季節は進んでいるようです。
本日、私の家系のお墓に盆のお墓参りに旦那さまと一緒に行ってきました。林の中にあるのですが、例年に比べて、暑かったです(T T)
例年なら、昼間言ってもヒグラシが鳴いているのに、今年はアブラゼミが主体でした。
余りに暑いので……食欲が……
それでも、昼ご飯は鶏の胸肉を蒸し、胡瓜を刻んで、素麺のぶっかにして食べました。
もちろん、料理だけで汗だくです。
お墓参りのため、本日は自宅でお仕事の旦那さま。
家事を手伝ってくれたのですが、同じく汗だく。
この暑い部屋で、晩ご飯を作って食べる気力が、ふたりとも、そげました。
旦那さまが「こういうときは、辛い料理。タイ料理でも食べに行こうかっ!」と。
と言うことで、晩ご飯は外食に決定。タイ料理を目的に出掛けました。
……なのですが、本当にご近所にあったタイ料理屋さんは、数ヵ月前に店終いをしてしまいました。
で、検索して一番近いところに向かったのですが……ここもどうやら無くなってしまったらしい(^_^;)
結果、馴染みの台湾家常料理のお店「百香亭」で、晩ご飯となりました。
季節の青菜炒め(写真上左)、茄子のバジル炒め(写真上右)、辣炒飯(写真下左)、揚げ胡麻団子(写真下右)の4品を頼みました。
茄子のバジル炒めが、めっけもん。ほう、こういうバジルの使い方があったかと。せっかくスイートバジルがあるので、近々で再現してみようと思います。
辣炒飯は、辛さを選べるので大辛を選んだのですが……期待に反して、我が家としてはピリ辛な感じの辛さでした。
でも、どの料理も美味しかったです。ご馳走様でした♪
今日はすっごく暑かったです。じりじりと日差しが照りつけ、気温も上がって猛暑日でした。
そんな中、お盆ですのでお墓参りに行ってきました。
旦那さまのほうは、北海道ですのでなかなかお参りに行けないのですが、私の方のは自宅から車で30分ぐらいのところにあります。
午後一番の暑い盛りにいったせいか、他にお参りしていた方は、ひと家族だけでした。
両親は、もうお墓参りを済ませたらしく、真新しい卒塔婆がおかれていました。
お墓参りを済ませてから、映画を観に行く予定になっておりました。
でも、当初予定していた「ダークナイト」の上映時間には間に合わず、間に合いそうで観ようと思っていた「崖の上のポニョ」に急遽変更して観賞してきました。
見終わった感想は……というと……
初めてのめり込んでみる事が出来ませんでした。
映画の中の「世界観」にどうにもブレやにじみ、ほころびを感じてしまうのです。
子供のための童話を読み聞かせながら、読み聞かせてる大人が、時々いらないツッコミやチャチャを入れているような感じといった印象を受けました。
例えば……
●ポニョが底引き網?に巻き込まれるシーン
それまでの生命力溢れる美しい海の中を描きながら、なぜゴミをいっぱい出す必要性があるのか……
ポニョが一緒に網に巻き込まれる際ゴミの中の瓶にハマってしまうというシーンが必要で、
でも空き瓶ひとつでは、あまりに偶然すぎるので他のゴミもいっぱいにしたのでしょうか
このシーンひとつとっても、童話的な世界に現実にありうる世界が顔を覗かせています。
●海で拾い上げたポニョを、迷わずバケツに水道水を入れてその中にいれる。
まあ、5歳の子供の判断ですから、「♪赤いべべきた可愛い金魚♪」よろしく、見た目で金魚と判断して、
バケツに水を張ってしまうのは仕方がないでしょうが……
でも、リサに対して海で拾ったと言及しているのに対して、
リサが「だったら海水にしないと」とツッコミが入らない。
また、あっさり「金魚」だねえといってしまう当たり……どうにも違和感が。
子供の感性を大事にしたいという母親の気持ちの表れなのかもしれませんが、その結果、淡水であるがために死んでしまう→息子が悲しむという発想は
なかったのかなあと。
一方、このシーンは、ポニョはどんな環境だって、生命力たくましく生きられるということを示すシーンでもあったのかなあと……
その為に、「金魚」であり、水道水である必要があったのかなあと……
●ポニョを追う父親の潜水艇のまわりにもゴミいっぱい。
その上、ヘドロが舞い上がって見えなくなったりと。
こんな感じで、時々差し込まれる「現実的」なシーンで、あっさりと童話的な要素を受け入れてしまうこの世界がぶれて見えてきてしいます。
●宗介が老人ホームの馴染みのおばあちゃんたちにポニョを見せると……
ほとんどの反応が「可愛いねえ」なのに……たったひとり、トキさんだけ「人面魚だっ!」と。
これは、トキさんの性格を表すために必要なシーンだったのかもしれませんが、ふつーの大人の感覚では
トキさんの「人面魚」の方にうなずいてしまうのではと思いましたが……?
そのあとに「人面魚が現れると津波が来る……」というようなセリフが続きます。
このセリフを聴くと、人面魚が現れたあと、実際に過去に津波が来た事があっての言い伝えのようなものなのかと。
そうすると、この世界では、人面魚はふつーに今までにもいたものなのかなあと。
だとすると、より「金魚」といってしまえる感性に疑問符が浮かんで来ます。
●宗介の通う幼稚園と老人ホームがお隣どうしになっている。
子供の宗介は、敷地の「境」の垣根をかいくぐって行けても、老人ホームにいるひとたちは、決して「境」の垣根をくぐって幼稚園には行けない。
なんか、象徴的だなあと思えるのは、勘ぐりすぎでしょうか?
●姉はポニョひとり。妹は無数。
実はポニョと同年齢の姉妹兄弟が多数いて、でも、最終的に残ったのはポニョひとりなのかなあと。
無数の妹たちも、いずれ生き残るのは少ないのかなあと。
妹たちに、年齢差と感じられるような個体差、大きさの違いとかがあれば上記のような思いには至らなかった思うのですが……
まあ、現実世界魚類はいっぱい産んで、その中のわずかな数が生き残る……というのが、大多数の繁殖形態なので、当然といえば当然なのですが……
●リサの行動がよくわからない。
子供を乗せてのあの運転はないだろーーってのがまずひとつ。
なぜわざわざ、嵐の夜にいったん家に引き返す必要があったのかがわかならいってのがふたつめ。
まあ、ふたつめについては、宗介を高台の安全と思える自宅に、戻しておきたかったという母心からだとしましょう。
だとしても、結局嵐の夜に、その子供といきなり迷い込んできたポニョとをたったふたりきり残して、老人ホームに戻ってしまうという行動がよくわからない。
自分の子は、大丈夫という自負があるのかもしれませんが……
嵐の夜ですよ〜絶対はないと思うのですけれどねえ。リサ自身だって、出掛けたがゆえの危ない目にあう可能性だってあるわけで。
●魚←→半魚人←→人間 を、行きつ戻りつ。
宗介の血を舐めたことによって、半魚人になったというような説明が途中であるのですが。
それ以前に、実の父親は人間なわけで。ポニョを魚と言い切るのであれば、魚と人間のハーフなのだから半魚人なのは当然のことだろうと。
そうなると、宗介の血を舐めて云々というのは、必要な過程と説明だったの?という疑問が。
ついでに言えば、人面魚のポニョのほうが、半魚人っぽい。
半魚人のポニョは、なんだかカエルっぽいんですが……(^_^;)
それとも、魚→両生類→ほ乳類という進化の過程の符号なんでしょうか……?
まあ、他にもなにやら色々と、些細な事ではあるのですが、なんだか中途半端な感じが抜けなくて困っています。
「世界観」に、これまでの宮崎映画と違って、のめり込む事が出来ずに終わってしまいました。
お盆休みでもありますし、子供も大勢観ていたのですが……途中途中で子供の声が……「ねえ、まだ終わらないの?」と何回も。
大概、宮崎映画はレイトショーで観ていたので、子供たちと一緒に観るというのは実は初めての経験なのですが、漏れ聞こえてくる子供たちの声を聴くと、なんだかなあという感じです。
笑いも、わあっと言うような歓声も、ほとんどなかったですしねえ。
まあ、唯一エンディングで流れる「ポニョの歌」の時だけ、数人合わせて唄っている子供がいましたけどね。
うーーん。なんかちょっと、残念な感じでした。魔法的な要素をあっさり受け入れられる現在に酷似した世界……なのかもしれませんが。
そうだとしたら、それはそれでちょっと中途半端な気がしております。
映画を見終わってからいったん帰宅。息子たちに晩ご飯をあげるための帰宅です。
ご飯を食べ終わったのを確認してから、再度のお出掛け。
土浦市(合併前は新治村)の大畑鷲神社(おおはたわしじんじゃ)の「からかさ万灯」を観に行ってきました。
下道だけでも十二分に行ける距離なのですが、ちょっと時間が押してしまったので、2区間だけ高速を利用して行ってきました。
毎年8月15日に開催される、起源は江戸中期頃、「雨乞い」の神事です。国選択、県指定無形民族文化財になっています。
現在では、雨乞いだけでなく、五穀豊穣、天下太平、家内安全などの意も含まれた神事になっているそうです。
到着してみると、まあ、見事に外灯がない(^_^;)
おまけに、少し離れたところでは、雷が……雲が何回も明るく光っておりました。
用意された駐車場は遠いとのことで、警備にあたっているおじさんが、まあ適当に(^_^;) というので、裏道の車が並んで留まっているところに駐車。
行き交う車のライトを頼りに、暗い歩道を歩きます。月が満月近く煌々していたので、目が慣れるとだいぶんらくにはなりましたけどね。
夜店が何軒も並んでいて、結構な人出です。
それでも、舞台をちゃんと観られる場所を確保出来たのは、旦那さまのおかげです。
それから15分くらい、「民謡ショー」を聞くハメに(^_^;)
日中からいろいろ余興や御神輿が出たりとやっていたようで、民謡ショーが一番最後の演目のようでした。
ようやく民謡ショーが終わったときは、確認していた時間より、15分ぐらい押していたかと思います。
舞台の右端からお囃子が聞こえてきました。
ちょっと変わっていて、鳴り物がない曲、韓国のサムルノリににも似た、変わった拍子のお囃子がしばし演奏されます。
次いで、曲調が変わり、鳴り物も鳴り出して、踊り手が舞台に上がってきました。
最初が「おかめの踊り」(写真上段左)
どうやら女の子が中心になって待っているようです。やさし気なゆったりとした振り付けですが、ところどころに歌舞伎のイメージが重なります。
次が「ひょっとこの踊り」(写真上段真ん中)
こちらは、男の子とが中心になっているようで、おかめの踊りと比べると軽快で、なんだかラッパーライクに手をかざす事が多い振り付けでした。
最後に「狐の踊り」(写真上段右)
こちらは、大人さんにんでの演舞。
真ん中の白狐が小さな和傘を持っていて、どうやらこれが「雨乞いの踊り」のようでした。
こちらは、最後に歌舞伎などで使われる蜘蛛の巣が手から放たれ、観ている最中にも感じたのですが、
歌舞伎をはじめ、諸処の踊りが盛り込まれているような印象でした。
踊りが終わると、いよいよ「からかさ万灯」に着火です。
部舞台から綱火で着火されるのです。
ヒューーーーっという鋭い音が凄いスピードで通り過ぎ、パアっとからかさ万灯に着火されました(写真下段左)
唐傘に見立てた骨組みで、上段の傘の部分に着火します。
下段の花飾りがついた部分は、鎮火後地元のかたが、持ち帰っておりました。
厄よけとかの意味合いがあるのかもしれませんねえ。
傘全体に火が回ると、中央にも火が上がります。
と同時に、傘から花火の雨が降り始めました(写真下段右)
これで完成系のようで、このままの状態でしばらく燃え続けておりました。
燃焼時間はそれほど長くはないのですが、からかさの大きさが、直系5m、高さ6mほどあるそうなので、なかなか迫力がありました。
鎮火したのを見届けてから、神社の縁起など読みつつ、帰りは下道で、のんびりと帰宅しました。
今年のお盆は、なかなか充実しております。
■ マイケル [松本は9月並の体感でした。お盆以降急速に涼しくなるんですがね。 北野天満温泉の宿泊割引持ってますけど、秋に行けるよう..]
■ SAYAKA [ちょっと検討してみますね。10月に入ると途端に忙しくなるらしいのですが、9月も実は怪しいそうなので・・・]