トップ «前の日記(2011-01-01-Sat) 最新 次の日記(2011-01-04-Tue)» 編集

ほえほえ日記

〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜

2011年
1月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
 

2011-01-02-Sun 冬晴れの日曜日 [長年日記]

初詣

本殿参道の一番目の鳥居
















今日も気温が低く風が冷たいです。でも空はスッキリとしていて、まさしく冬晴れの1日でした。

昨日元旦は、おうちでのんびり。なので、本日初参りへと出かけました。もっとも、我が家らしく昼時を済ませてから、ゆっくりと出かけました。
詣でた先は、初めて行く神社です。名前だけは知っていて、旦那様が行ってみようということで「三竹山 一言主神社」へ向かいました。

我が家からだいたい1時間ぐらいの距離。
でも、そろそろ神社だねというあたりで、思いっきり初詣渋滞が起こっておりました。
それでも何とか陽が落ちきる前には、参道に並ぶことが出来ました。

上段左が、参道の一番目の鳥居。このあと、2つ、合計3つの鳥居をくぐります。
それぞれ建てられた年代が違い、またそれぞれの左右に阿吽の狛犬が鎮座していました。

右の写真が本殿。屋根の右端に落ちかけた陽が写っております。
中々立派な造りでして、どういう理由なのかお賽銭箱の上にあるはずの鈴がありませんでした。
お賽銭を入れて二礼二拍手一礼で拝ませていただきました。
三岐の竹三つ叉の竹
末社がいくつかあります。大黒様、お稲荷様、縁結びの神様。
縁結びは流石に不要なので、他の二社にお参りしました。

下段の写真は「三竹山(みたけやま)」の由来になった三岐(みつまた)の竹を奉っている社です。

由来というのは、
今より1150余年前、今の社殿のある辺りに奇しき光現れて、雪の中に忽然と筍が生じ、三岐の竹となりました。
冬の時期余りに不思議に怪しいので、村人が俄にお祓いをし、湯立の行事をして卜(うらな)いますと、
「吾は大和國葛城山に居る一言主大神なり。今東國の万民の災禍を救わんが為に来れるなり。
即ち此の三岐の竹を以て永く契とせよ。」云々と託宣せられました。
依ってって村人これに驚き、此処人跡を禁じ、社殿を造りお祀りしたのです。
其の後も時折三岐の竹が生えるので三竹山と呼ぶようになったのです。との事だそうです。

下段右の写真を見ていただくとわかるかと思いますが、確かに竹が根元で3つに分岐して成長しています。不思議ですよね。
中々厳かな気持ちになれるご神体でありました。

境内の様子

なかなかの賑わいでした。参道までは一の鳥居前から待ちが入っていて、ゆるゆると進む感じ。
初詣を済ませての帰り道にも同じような感じでまた列が続いておりました。

出店が出ていて、ちょっとしたお祭りの感じ。
「薬研堀の唐辛子」が出ていたので、中辛と大辛を1つずつ、漬物屋も出ていたので、味見をさせていただいてから小ナスの漬け物を購入しました。
植木屋山も出ていたので、さんざん迷って念願の本柚子の苗木を購入しました。
むっちゃ嬉しいです♪ 欲しかった苗木だったので。
最近の苗木は接ぎ木で育てているそうなので、苗木でも2~3年で実が付くそうで、むちゃくちゃ楽しみです。
他に、イイダコが1匹まるっと入ったたこ焼きなんてのも購入しました。

境内を出る頃には、陽はすっかり沈みきり、薄暗色の空を見ながら帰宅しました。

[]