ほえほえ日記
〜フォントサイズ「小」で綺麗に見えるように書いています〜
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「も1回来ようね」の約束通り、早々とリベンジしに県北へ出掛けて来ました(笑)
目的は、竜神峡の大吊り橋を明るい内に渡ることと、食べ損ねた常陸秋蕎麦の新蕎麦を食べることです。
先週よりも早く家を出て、向かったのは西金砂。
ここにある「金砂庵」(写真上段左)で、常陸秋蕎麦の新蕎麦を食べようという予定です。
高速のICを下りて約1時間で到着。
西金砂に向かう道は「蕎麦街道」という名前が付けられておりました。
その道の途中途中、あちらこちらに可愛らしい造形の石像が立っていたんです。
どれもこれもデフォルメが可愛らしく、主に動物の石像。
ただ、走りながらだと細かい所はわからず、なんだろうと思いながら、金砂庵へと車を走らせたのでした。
予想はしていたのですが、多数の待ちが入っています。
取り急ぎ順番待ちのリストに名前を書き込んで、待っているあいだその周辺を散策することも。
道路を挟んだ向かい側に、道々見てきたのと同じ種類の石像が立っておりました(写真上段真ん中)
間近で見て、ようやくなんなのか判明。どうやら十二支の石像のようです。台座に小さく「辰」と彫り込まれておりました。
かなり可愛らしいデフォルメ。道々の石像も必ず複数匹くっつきあっているデザインになっておりました。
(帰路に見かけた「寅」が可愛かったです。虎穴に入らずんば虎児を得ずにちなんで、穴から仔虎2匹顔を出しているデザインになっていました)
金砂庵は、温泉施設も併設しているので、敷地がそれなりの広さになっています。
案内板に「天然水」とあったので、該当場所に向かってみると……
なんだかわけのわからない不気味な生き物から水が出ておりました(写真上段右)
でも、よっく見てみると……生き物ではなく、波模様の上の岩にツタが張っているようなデザインのようです。
遠目に奇妙な生物のヒレに見えた部分は、得に大きな葉っぱでした(^_^;)
いやあ、なんだか立ち上がったオウム(「風の谷のナウシカ」参照)に見えたのですわ……(^_^;)
結局1時間ほど、待ちました(>_<) し・か・もっ!! 待っているあいだに念願だった十割蕎麦は売り切れ〜〜っ! くううう〜(T T)(T T)
もっと早くに到着しなければいけないちゅうことですなあ。次回は、もっと早く(って、あるのだろうか……?)
ということで、私は七割蕎麦で「水蕎麦」をたのみました(写真下段左)
水蕎麦というのは、上記の天然水が器に入って出てきて、その天然水に蕎麦をつけて食べ、蕎麦そのものの味を楽しもうという趣向の膳なんです。
さっそく天然水につけて食べると、蕎麦の甘みがふわんと口の中で広がりました♪ んまいっ♪
膳には、他に天ぷら数種類、蕎麦の団子の天ぷら、おぼろコンニャク、とろろ御飯が付いていました。
旦那さまは、十割蕎麦が売り切れなのであっさり別のものに。「辛味大根蕎麦」をたのみました(写真下段右)
野菜を中心にした天ぷらと、辛味大根を主にした薬味が付いていました。
蕎麦そのものは美味しかったのですが、辛味大根は期待したほどには辛くありませんでした。
ちなみに、ふたりとも、お蕎麦は大盛りで注文。でも、ぺろりと食べられちゃう量でした。
(といいつつ、水蕎麦の膳にあった、とろろ御飯と天ぷらの一部、総菜の一部は旦那さまのお腹に収めてもらいました(笑)
なかなか、美味しかったです♪ 今度はご近所で常陸秋蕎麦を使っているお蕎麦屋さんに行ってみようと思っています。
お蕎麦を食べたあと、竜神大吊り橋へと向かいました。
さあ、もうすぐ着くぞ〜という坂道で、突然の渋滞(>_<)
流石三連休のなか日、天気も良いので駐車場渋滞が起きておりました。
しばらくとろとろと走ったのですが、この調子ではまた日がある内に、橋を渡れない……ということで、無料駐車場をあきらめ、道沿いの民家が臨時でやっている有料の駐車場に車を停めました。
ちょっとだけ徒歩で移動。
案内板どおりに階段に進んだのですが……難儀しました。私が(>_<)
もちろん、体力筋力が落ちているからというのもあるのですが、不規則な階段の配列と段に、ペースが掴めずへばりました(T T)
それでも、なんとかかんとか上りきり、竜神大吊り橋を再び、今度は日がある明るいうちに渡ることが出来ました。
写真上段左は、渡りきった先から撮った写真。 支柱に三角のトゲが出ているのは、龍を模しているからのようです。
写真上段右は、橋の上、渡り初めて真ん中までは行かない地点で撮った写真です。 橋のように見える白と赤の建造物は、竜神ダムです。
さて、先週は果たせなかった、遊歩道にチャレンジしました。
案内図を見ると、湖面に添って歩いて、ダムを渡り、最後に竜神大吊り橋の渡りはなの所に戻るコースのようです。
所用時間は1時間弱ぐらいの目安。ただ、最後に急な坂があります、との案内が(^_^;)
旦那さまに「どーするどーする〜? またへばるから行かない方がいいんじゃないの〜?」と(-_-;)
せっかくここまで来たのですから、「たとえ、1時間で済むところが2時間になっても、行くっ!!」と、宣言して遊歩道へと足を踏み出しました……
踏み出してあっという間に後悔(^O^;)
いきなり急で一段の巾が狭かったり広かったり、一段の高さが高かったり低かったり、という下りの階段が続いていたからです(T T)
でも、踏み出した以上は行きますよ。ええ、行きますとも。
小石がごろごろしている土の面に、丸太の横木を渡してあるだけの作りの階段なので、滑らないように慎重に、いつでも手すりにつかまれる体勢で、なんとか下りきりました。
写真下段左は、橋の上から見たダム湖の風景です。
この真ん中右寄りに見えるぽこんとした岩肌。ここを回り込むように、道が走っているのがわかるでしょうか? これが遊歩道なんです。
この道路に一番近い斜面の階段が、厳しかったです(T T) 急な上、一段の巾が狭いのに段差がある……先を行く旦那さまの足取りも慎重でした。
「雪が着いていてボードだったら、楽勝で降りれるのに〜」と、ついついぼやいてしまいました(^_^;)
写真下段右は、下りきった遊歩道の道路から見上げた大吊り橋です。
高さ100mぐらいの位置なのですが、下から見上げると、より一層迫力がありました。
湖面に添う形で道路が通っています。鋪装はされているのですが、ダムに行き当たった所に車止めが設置してありました。
写真上段右のダムを渡ります。これで湖面の対岸に出ることが出来ました。
で、ここからは延々上り。不規則な階段が続きます。
途中途中の上りの坂道は平気なのですが、この不規則な階段は、体力を奪っていきます。自分のペースで足を運べないのが原因なんでしょうねえ。
でも、最後は急と書いてあったけど、坂道だから大丈夫っ!
なんて思っていたら………………坂道なんてありゃしない。不規則で急な階段が、延々橋の渡り口まで続いておりました(T T)
案内板の嘘つきーーっ!! 階段なら階段って書いておいてほしいわ。
そうと知っていたら、来なかったのに……来なかったかな……いや、来たかもしれないけどね……(^_^;) でも、案内板は正確に書いておいて欲しいですっ!!
この最後の階段は、旦那さまの体力もかな〜り奪ったようで、「きみが行くって言うから……」と、お小言を頂戴いたしました(^_^;)
まあでも、私としては苦しかったけど、楽しかったっ♪
空気はいいし、風景は綺麗だし、身体を動かして汗をかくのは気持ちいいし、山歩きとは言えないほどの行程だったけど、久し振りに山歩き気分を味わえて楽しめたのでした。
ひと息着いた頃には、はや日暮れどき。帰路へとつきました。なかなか楽しい一日でした。