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片道8,2キロの自転車通勤 IKEG


2007-10-24 朝は冷え込んだ水曜日 [長年日記]

_ 晴れたので

今年一番の冷え込み、起きて外を見ると、家の周りの雑草は霜が下りて真っ白でした。

_ 我が家の家庭用除雪機を考えるその2

昨日に引き続き、除雪機の話。今日のテーマは、買い時は?、です。

我が家の先代除雪機、H社製5馬力、当時私が二輪車販売店に勤務していたこともあり、超格安で購入しています。

実はその前年の降雪が少なく、H社札幌代理店が売れ残したものを私の勤務する二輪車販売店が春に10台ほどまとめて安く引き取り、その中の一台を社員価格で購入したのでした。

一方、今現在のY社製8馬力は、購入した販売店の社長が私が大学時代所属したクラブ『単車会』の創設メンバーだと云う事で若干おまけはしてもらいましたが、ごくごく当たり前のお値段でした。

実は8馬力を買う前に10馬力の中古も探したのですが、前年(95年)の全国的な豪雪の影響で普段なら新潟あたりの豪雪地帯から流れてくる中古除雪機はまったくなし、新品も早く買わないと今年は売り切れ早いよって言われてしまいました。

我が家の5馬力も前年の大雪で限界を感じていましたし、新品を買うなら性能のよいものと、Y社製8馬力を購入した次第です。

私が二輪車販売店に勤務していた10数年前とは多少事情が変わっているのかもしれませんが、除雪機は季節商品です。うまく買わないと欲しいときには在庫がないなんてことになるわけです。

各メーカーは、春先にその年に作る台数を決定、農業用機械などをつくる工場に外注します(設計はメーカーでしょうが、生産は多分今でも自社ではないと思います)。そうして作られた除雪機を秋口に全国の代理店、販売店が仕入れます。

さて、ここからが賭けの始まりです。

前年大雪だと前年の在庫もなく、待ち受けているお客もいるのでまず第一段目が売れます。その後降り始めの雪が多いと第二弾も売れます。暮れが小雪で、お正月休みに大雪なんてのも販売店には嬉しい展開です。お正月休みの除雪に往生した普段は奥さんにまかせちゃったりしてるお父さんが、正月休み明けの販売店前で待ってたりします(笑)。

と、まあこのパターンでは客側は安く買えません。

では、どんな場合に安くなるか?当然降雪が少ない年の翌シーズン早めに勝負する。これが一番でしょう。

札幌の場合だと、一月中は雪が少なく2月にはいってから大雪が降っても買わずに我慢してしまうため、そのシーズンの次の年も狙い目です。

ところが雪の少ない年が2年続くと、翌年は生産台数もぐんと減らされるので、普通の値段に戻ります。

と、いろいろ書きましたが、除雪機は雪の降る前に、よ〜く吟味して10年使うつもりで買いましょう!ってあまり意味ない結論か?

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