大晦日にメトロポリタンでオペラを見たときに強く思ったことがある。肩を出すドレスは、20代のおこちゃまが着るもんじゃない。ボリュームのある貴婦人方の着こなしに圧倒されました。日本では、肩を出すようなドレスって若い子が結婚式でよく着ているけれど、スリムさがかわいいっていうのとはまったく違う価値観でドレスの格とか歴史のようなものがちゃんとあるのです。かっこいいおばさまがたくさんいました。あっ殿方もね。帽子をかぶって正装している方も見ました。
今日は、相棒の結婚披露宴でした。年末の経験もあって、着物で列席することに決めました。嫁入り道具として仕立ててくれてあった着物を初めて着ました。着付けは母。現在ロンゲなので、美容院に行って初めてアップに結ってもらいました。
劇場のロビーでシャンパンを傾けながら談笑する西洋人の姿を見て、日本人はドレスでは太刀打ちできないと思いました。着物だ!自分で着られるようにならねば。ゆかたが着られるのだから、あとは慣れだそうです。
昨晩2時までかかって仕込んだお祝いはいちおうウケたし、本人を泣かせたし、よかったよかった。
ばいばい、またあした!