リーダーSF氏のフォローが多い。分析、データ整理、解析、プレゼン資料作り。まぁ、不満なわけではないが客先に行って営業できないのはかなりストレスが溜まる。いわゆる「ご不満、ぶー」という感じ。
日、月、火とアルコールを抜いた。本日は、TN氏の仕事奪回を祝って飲みに行く予定。結果は14時頃に分かる。浅草橋にでも飲みに行くかなぁ。
彼も先週は上海へ出張だったので、いくつかやるべき仕事のフォローを私に残していった。それをCMに話していなかったのが、彼には非常に食わなかったらしい。金曜日に「TN氏が何を、どのように、どういう背景で」託していったのか根掘り葉掘り聞かれた。面倒くさいし、TN氏の揚げ足取りのネタを仕入れているのが分かったので極力情報を出さずにいた。そしたら、月曜日に「なんでG(私ね)にきちんと説明してやらなかったんだ。彼は私(CMね)に答えられなくて恥ずかしい思いをしていたぞ」とこれまたボコボコにやっつけられていた。
私に「恥ずかしいか?」と聞かれれば、「CMに答えられなかったことではなく、優秀な部下を叩いておかないと気がすまないエモーショナルな上司が恥ずかしい」と答えるだろう。こんなくだらないことで出張で1週間潰れた翌週の月曜朝から2時間も取られたTN氏は大変であろう。
競合相手とコンペになってしまった仕事をなんとか奪回できるところまでリカバーしたTN氏。
ところが、パフォーマンスコンペで負けた相手はプライスコンペに勝負をかけたらしい。思い切った値下げをしてきた競合相手の年間コストと我々の年間コストを単純に比較すると2倍。性能差で補正をかけても同じというわけにはいかなくなったらしい。ここで凄いのは、客先の場の製造部門も購買部門も彼の仕事を買ってくれていて、何とかうちの薬品を使いたいと思わせているところ。
出張中にTN氏へ客先の購買から「何とか本社を説得するから、TNさんところも誠意を見せて欲しい」というお願いがきた。ようは「年間コストを全く同じにできないのは分かっているから、多少の値引きで本社とネゴしやすいようにしてくれ」というのである。
TN氏は出張先からCMに連絡をとり、僅かな値引き額を引き出して購買へ連絡を入れた。CM曰く「仕事がとれなきゃ利益も0、取れれば何がしかの利潤が入るんならそれでいけ」ということだったらしい。久しぶりに彼からまともなことを聞いた気がしたが、やっぱりそれでは終わらなかった。
月曜日の朝の説教タイム(笑)に、「出張先から何の連絡かと思えば値引きの話、なんだ結局は値段で決まる話だったんじゃないか」。いやいや、そうじゃない。TN氏の頑張りがあったからこそコストで負けても本社まで話が進んだのである。そうであれば「よくやった」という言葉はあっても「所詮は値段か」という言葉はないだろう。本当にCMはTN氏が嫌いなんだなと思う瞬間。そして、その好悪で言葉を紡いでしまう彼の「リーダー失格」ぶりが悲しい。
客先本社へ行って来たTN氏。コンペの仕事だけではなく、同じような装置のトライアルも依頼されて帰ってきた。凄いっ! 今日はTN氏と来会楽で乾杯した。本当によかった。ほんとうによかった。いやぁよかった。
_ ぐでん2 [お湯割りは、1日2杯まで<健康のために 常々そういっているFUKUYAの主は、どうみても「大ジョッキ」相当にしか見え..]