停滞キャンプでも退屈した印象はまったくない。
島内探検に行ったり、浜辺を散歩したり。ヤドカリをからかい、教えてもらった香木からとった葉の天然アロマで癒され、雨のカーテンを眺め、崖っぷちで火曜サスペンス劇場ごっこ。自重のかかっていない空テントの強度を確かめる。そして雨水集めもしました。斜めに張ったタープの下に鍋を置きました。あんなにたくさん降っているのにそれを集めて蓄えるのは大変だということがよくわかりました。人類はこうやって知恵をはたらかせて文明を発達させてきたのですね。
大きな波はセットでやってくる。先日見たサーフィン映画では、1回大きな波がくると20秒ごとに大きな波が数回来る、と言ってましたっけ。
出発は、大きな波がとだえたタイミングで、一艇ずつ順番に。水が入らないようにスプレースカート(コックピット体の間をふさぐもの)を閉めたらすぐに、波に向かってとにかく漕ぐ。艇の先の方で波がくずれたりするときいつも考えるのは、「漕いでいる自転車は転ばないのと同じ」ってこと。で、とにかく漕ぐ。スプレーと体の隙間から水が入り、お尻が冷たくてもとにかく漕ぐ。で、波がくずれる所とすぎたら水を出しながら仲間を待つ。
仲間の艇が出るのを見るのもドキドキものです。
そして、みんなでずいぶんいろいろなものを海に捧げてしまいました。帽子、シュノーケル3点セット、パドル(!!)スポンジ(コックピットの吸水用)。
私たちの艇は途中から鰹を夢見てトローリングしながら漕ぎました。大きなヤガラをつりました。体長の3分の1は顔、という細長い魚です。夜のシーフードカレーに入れて美味しくいただきました。
瓢湖島という、干潮時には加計呂麻島と陸続きになる小島で休憩し、ヤドリ浜まで戻りました。最後に上陸するときも波がひっくり返っていて、スリリングでした。
ばいばい、またあした!